金価格、国内外で上昇 新興国の買いは続かぬ見方
金の価格が19日、国内外で急上昇した。前日の米連邦公開市場委員会(FOMC)が量的金融緩和策の縮小を見送ったことから買い戻しが入った。米国の財政問題も改めて浮上、金相場の先安観は薄らいでいる。ただ、これまで底値を支えてきた新興国の実物買いは高値では続かず、相場の上値は限られるとの指摘もある。
FOMCの縮小見送りを受けて、「弱気一辺倒だった市場の空気が変わり、大量の買い戻しが入った」(スタンダー...
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