2014年の金価格、1310ドルを予想=バークレイズ

2014年の金価格、1310ドルを予想=バークレイズ
1月6日、バークレイズは、2014年の金の価格について、1オンス=1310ドルになるとの見通しを示した。写真は2012年3月、スイス南部で撮影(2014年 ロイター/Pascal Lauener)
[6日 ロイター] -バークレイズは、2014年の金の価格について、1オンス=1310ドルになるとの見通しを示した。低金利の継続や中国の需要拡大といった要因がない限りは、金価格の一段の上昇は見込めない、と予想した。
バークレイズは「予想より緩やかな米量的緩和縮小、株式市場の不振、ドル下落が起これば、金は目先、上昇する可能性がある」とした上で「金の形勢が変わるには、インフレの兆候や利上げ遅延、予想以上の中国の需要拡大といった、より構造的な変化が必要」と指摘している。
バークレイズによると、同行は、2013年の金の価格見通しを1オンス=1425ドルとしていた。実際の価格は1412ドルだった。

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