6月の米金貨販売量は5カ月ぶり高水準、イラク情勢緊迫など受け

[ニューヨーク 30日 ロイター] - 米造幣局のデータによると、6月のアメリカンイーグル金貨の販売量は5月から増加し1月以来の高水準となった。ウクライナ情勢やイラク情勢の緊迫で金価格が上昇したことが背景。ただディーラーは、価格が今後、レンジ内の動きにとどまれば、年後半の販売量は減少すると予想している。
6月のイーグル金貨販売量は4万8500オンスで、5月の3万5500オンスから約37%増加した。
前年比では15%減少。昨年6月は、金価格が2日にわたり急落したことを受け、数年分の蓄積需要が刺激され、5万7000オンス販売された。
6月のイーグル銀貨販売量は269万オンスで、5月の399万オンスから約30%減少。前年の328万オンスからも減少した。

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