アングロゴールド、金価格一段安なら一部金鉱「収穫」も=CEO

[ヨハネスブルク 17日 ロイター] - 南アフリカ産金大手アングロゴールド・アシャンティのベンカタクリシュナン最高経営責任者(CEO)は17日、金価格が1オンス=1000ドルを下回れば、一部金鉱の「収穫」を開始する可能性があると述べた。
同CEOはメディア向け電話会見で「金価格が1000ドルを割り込めば、価格が回復するまでの期間キャッシュのために短命の鉱山の一部を収穫し始める可能性がある」と述べた。
すでに寿命が尽きているモリラ、サディオラ、ヤテラといったマリの鉱山向け投資を停止し、残された金を採掘するとの考えを示した。
現在の金価格は1オンス=1117ドル。2011年のピークから4割超下落している。

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