中国、金取引で影響力 ロンドン値決めに参加
金の国際的な取引で中国の影響力が強まっている。国際指標となるロンドン市場で現物価格を決定する取引に大手商業銀行の中国銀行が参加することになった。上海の元建て金取引も、国際化に向け外資に開放し売買高の増加に弾みがついている。中国は金の主要輸入国で金市況を左右する。市場の運営などでも中心的な役割を果たす構えだ。
値決めはロンドン地金協会(LBMA)が主催しており、このたび中国銀行がアジア勢として初め...
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