金、利上げ相場入り FRB、年内に複数回なら1200ドル割れも
商品部 今橋瑠璃華
ニューヨーク市場の金先物価格は日本時間8日午前、1トロイオンス1230ドル台で推移している。ここ1週間で2%水準を切り下げた。米国での6月の利上げが視野に入ってきたほか、欧州などの政治リスクも後退したとの見方が広がった。金相場は当面、下値を探る動きが続きそうだ。
日本のゴールデンウイーク期間中、海外では「様々な懸念が次々とクリアされた」(金融・貴金属アナリストの亀井幸一郎氏)。まずは米国の利上げ...
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