金相場、米国から吹く3つの追い風
商品部 白山雅弘
金の国際相場は堅調な値動きが続いている。ニューヨーク市場の金先物は19日の時間外取引で1トロイオンス1310ドル前後で推移。1月下旬につけた年初来高値(1362ドル)から4%下落したが、年初以降なお1300ドル台を維持している。米国の金融政策や保護主義を掲げるトランプ米政権の貿易戦略、5月に予定される北朝鮮との米朝首脳会談。金にとって相場の上昇要因となりうる3つの追い風が米国から吹き、再び上値を...
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