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Photographer: Michaela Handrek-Rehle/Bloomberg
Cojp

金投資に限る、低金利と量的緩和は終わり新時代へ-ダリオ氏

  • 資本主義と社会主義の対立が激しさを増す可能性
  • 金投資はリスク軽減とリターン向上の両方につながると記述

資産運用会社ブリッジウォーター・アソシエーツの創設者、レイ・ダリオ氏は低金利と量的緩和の時代は終わりを迎えようとしていると考え、今後は資本主義と社会主義の対立が激しさを増す時代に入る可能性があるとみている。そのような新たな市場パラダイムへの対応策は金投資に限るという。

  「ポートフォリオへの金追加の検討は、リスク軽減とリターン向上の両方につながると確信する」と、ダリオ氏はリンクトインへの投稿文に記した。

  ダリオ氏からみて、金融政策の支援先は債務者と債権者を行ったり来たりし、振り子の次の動きは債務貨幣化と通貨切り下げという新たな時代につながる公算があるという。

  「期限を迎える大規模債務に伴うリフレの環境の下、国内では資本主義と社会主義が大きく対立、国外でも対立が生じる中、現在考えるべき大きな問題はどの投資のパフォーマンスがうまくいくかということだ」と指摘した。

原題:Dalio Says Gold May Be Key as Era of Low Rates, QE Comes to End(抜粋)

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