「安全資産」は金1強 円やスイスフランは置き去りに
金融市場で相対的に安全とされる資産の明暗が鮮明になっている。外国為替市場では対ドルで円が水準を切り下げ、スイスフランも軟調に推移している。一方で、金は7年ぶりの高値を付けるなど、騰勢を強めている。通常、ドル高になるとドル建てで取引される金は売られやすいが、株高の持続性に対する警戒感や世界的な金融緩和の継続でマネーを引き付けている。「安全資産」としての金1強の構図は当面変わらないとの見方が多い。...
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