【12月23日 AFP】トルコで大規模な金の鉱床が発見され、埋蔵量は99トン、約60億ドル(約6200億円)相当と推定されている。半国営アナトリア(Anadolu)通信が22日、報じた。

 鉱床があったのは中西部のソユット(Sogut)で、トルコの農業信用協同組合(ACC)と肥料製造会社ギュブレタシュ(Gubretas)の代表を務めるファフレッティン・ポイラス(Fahrettin Poyraz)氏が発見したことを報告した。

 ポイラス氏はアナトリア通信に対し、「2年以内に金の採掘を開始する。トルコに経済的な価値をもたらすだろう」と述べた。

 報道を受け、イスタンブール証券取引所(Borsa Istanbul)でのギュブレタシュの株価は10%近く上昇した。

 ポイラス氏によれば、ギュブレタシュは2019年に裁判所の決定により今回鉱床が見つかった場所の権利を別会社から得ていた。鉱床の開発は自社で進めていくという。(c)AFP