先週は、株高・ドル高・金(ゴールド)高、エネルギー安
以下のグラフは、先月末から先週末までの主要銘柄の騰落率を示しています。
図:各種銘柄の騰落率(2021年10月29日と11月12日)
温室効果ガス排出権取引価格が大きく上昇しました。金(ゴールド)、主要株価指数、ドル指数、米10年債利回り、そして、ビットコインや生牛(生きた牛)の先物価格も上昇しました。一方、各種化石燃料価格が下落しました。
本レポートでは、上記に挙げた銘柄のいくつかの、足元の値動きを確認しながら、それらから読み取れる、金(ゴールド)と原油相場の今後の見通しについて、筆者の考えを述べます。