ロシア中銀、金購入を再開 対制裁の「籠城戦」か
ロシア中央銀行が約2年ぶりに金の購入を再開する。日米欧による対ロ金融制裁が強化されるなか、無国籍通貨の金の保有を増やして流動性を高める狙いがあるとみられる。もともと外貨準備の多様化を進めてきただけに市場関係者の間ではサプライズ(驚き)との受け止めは少ないが、ロシア中銀が規制の抜け穴を探しつつ、「籠城戦」の準備を進める姿に注目が集まっている。
ロシア中銀は2月27日、翌28日から国内貴金属市場で金...
この記事は会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。
残り736文字