東京2020「都市鉱山からつくる!みんなのメダルプロジェクト」回収目標100%達成へ
キーワード都市鉱山
東京五輪・パラリンピック2020大会で使用する金・銀・銅メダルを、使用済み携帯電話等の小型家電から製作する国民参画型のプロジェクト「都市鉱山からつくる!みんなのメダルプロジェクト」。大会組織委員会は2019年7月10日、必要金属料の金・銀・銅が確保でき、すべての金属の精製が終了したことを報告しました。
2017年4月1日から始まったこの活動は、2年間で全国1621の自治体で約7万8985トンの小型家電を回収、またNTTドコモでは2300店舗にて約621万代の携帯電話を回収しました。集まった金属量は、金が32Kg、銀が3500Kg、銅が2200Kgとなり、五輪・パラリンピックを合わせて約5000個のメダルを、この集めた金属ですべて制作していきます。
この日、回収に協力した企業などに、感謝状と記念の盾が贈られました。こちらの楯は実際にオリンピックで使われるメダルをくり抜いた銀の素材でできています。
東京五輪・パラリンピックのメダルはすでに製造が始まっており、メダルのデザインは開幕1年前となる今月7月24日に、パラリンピックのメダルのデザインは来月発表される見通しです。