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<取材レポ>第18回「炎の祭典」、黄金の火柱競演 手筒花火「炎の舞」

キーワード黄金色 取材レポ 

 炎の祭典実行委員会が主催、豊橋市、豊橋商工会議所、同青年部、三河伝統手筒花火連合会、豊橋観光コンベンション協会、豊橋市消防団などが共催する第18回「炎の祭典」が、2013年9月14日(土)に豊橋公園内豊橋球場ほか周辺で開催されました。

豊橋発祥とされる手筒花火の奉納をはじめ、乱玉、大筒、仕掛け花火、スターマインなど豪華花火の競演が吉田の空を鮮やかに彩り、また奥三河観光大使である和太鼓集団「志多ら」の和太鼓と花火の競演も観客を大いに沸かせました。

▼炎の祭典(HONO NO SAITEN):豊橋商工会議所
▼「第18回:炎の祭典(HONO NO SAITEN)」フォトギャラリー



炎の祭典(ほのおのさいてん)とは
豊橋市制施行90周年の記念事業として1996年にスタートし、初秋の風物詩として定着した一大イベントで、豊橋発祥とされる手筒花火25本一斉揚げを見られるのはこの炎の祭典のみ。昼間は、模擬店などの店舗が並び、ゆるキャラ大集合や長縄跳び大会などの催しを、夜は、メインイベントの「炎の舞」にて、地元発祥の手筒花火約250本のほか、スターマイン、綱火など、様々な伝統芸能が披露。

■手筒花火の発祥の地とされる豊橋

最近ではブラックサンダーでも有名な豊橋市。この地にある吉田神社が手筒花火の発祥の地とされ、三河地方、静岡県の遠州地方では手筒花火が各所の祭事などで行われています。

吉田神社
古くは天王社・牛頭天王・吉田天王社と称した古社で、スサノオノミコトをお祀りし、多くの武将たちから崇拝を受けました。その中でも源頼朝が深く崇拝したことから、頼朝公の行列を再現した神輿渡御(みこしとぎょ)が天王祭として誕生したのが、豊橋祇園祭の始まりです。本祭となる神輿渡御の前夜祭として盛んになったのが、江戸時代ごく限られた地域だけに扱いを許された黒色火薬を使った花火の放揚です。神社に残る文献によると、永禄元年(1558)に今川義元の吉田城代、大原備前守の吉田神社への奉納に始まるとあり、このことが「手筒花火発祥之地」と言われる所以です。また打上花火についても、これほどの市街地で打ち上げられる花火は、他には類を見ません。花火業者に混じって打上作業に従事するのは、この日の為に講習に参加し、資格を受けた氏子青年達。伝統の花火を受け継ぐ努力が続いています。

駅出てすぐの案内板


豊橋市のマスコット「トヨッキー」


路面電車で会場まで


会場は豊橋公園内豊橋球場で行われ、豊橋駅からは路面電車で約7分程度で、少し距離はありますが歩いてもいける距離です。会場後方には「台物」とも呼ばれる、木枠で組んだお神輿である大筒・乱玉が飾られ、クライマックスでは50名の担ぎ手でもって練り込みを行い、放揚場で点火を行います。


大筒・乱玉


■夜空を焦がす 炎の乱舞「炎の祭典」開演

炎の祭典オープニングは、歓迎の儀として2011年10月にデビューした豊橋のPRユニット「ええじゃないか豊橋伝播隊 DOEE」によるパフォーマンスと実行委員会による挨拶から。


ええじゃないか豊橋伝播隊 DOEE


そして、一般参加者によるミニ手筒(ヨウカン)の放揚、スターマインの打ち上げで「炎の舞」がスタート。


一般参加者によるミニ手筒(ヨウカン)


手筒花火レクチャーでは、三河伝統手筒花火連合会男前衆が手筒花火の歴史から、実際の手筒花火の揚げ方などを説明。
【参考】炎の祭典:「手筒花火の製造過程と放揚まで」


手筒花火の説明


また奥三河観光大使である和太鼓集団「志多ら」と、450年受け継がれる三河伝統手筒花火との特別競演も見どころの一つ。豊橋市から無形民俗文化財の指定を受ける「綱火」では、和太鼓の音色とともに、地面と水平に張られた2本の綱上を竹筒に込められた花火が走っていきます。


綱火


和太鼓集団「志多ら」


■黄金色の乱舞?奉納・手筒花火の放揚?

およそ2時間半にわたり、手筒花火の放揚、打ち上げ花火、和太鼓との競演や催し物が続きます。手筒花火は以下の流れの通り、経験豊富な年配者による「1.点火」、少しづつ手筒を起こしていく「2.筒起こし」、そして花火を天に向け放出する「3.放揚」、最後に衝撃音と共に手筒の底が破裂し爆発する「4.ハネ」によって幕を閉じます。


手筒花火の放揚1

放揚では、轟音と共に黄金色の火柱が上がり、腰を落とした状態で約30秒ほど放出します。


手筒花火の放揚2

20mにものぼる炎の柱と火花のシャワーが降り注ぎます。なお、手筒花火25本を同時に揚げる一斉揚げはこの「炎の祭典」でのみ見ることができます。


手筒花火の放揚3


■練り込み競演からクライマックスへ


クライマックスに向け、和太鼓の音色にのせ、大筒・乱玉の「台物」が50名の担ぎ手でもって練り込みを行い、放揚場で点火を行います。


練り込み競演

大筒は30mもの火柱を夜空に向けて吹き上げ、乱玉は極彩色の花火が夜空に華を咲かせます。


大筒による30mもの火柱

そして最後に特大のスターマインが夜空に大輪の華を咲かせ、クライマックス。

「炎の祭典」は毎年、9月第2土曜日に開催。是非、一度生でこの興奮を体感ください。

▼炎の祭典(HONO NO SAITEN):豊橋商工会議所

■炎の祭典の過去動画(2010年度)


豊橋市制90周年記念事業として、市民はもちろんのこと、他地域からも人を呼び込むこ?とのできる新たな地域イベントとして、当地域発祥であり、固有の伝統芸能である「手筒?花火」を核にした観光イベントが『炎の祭典』です。
  愛知県豊橋市は手筒花火発祥の地です。 五穀豊穣、無病息災、家運隆盛、武運長久を祈り受け継がれた手筒花火は奉納者自らがそ?の製造から放揚までの全行程を手作りで行う数ある花火の中でも特異な東三河の伝承文化?です。
  毎年、昼間のイベントは、模擬店の出店やステージでの様々な催しで会場は大いに華やか?な賑わいをみせています。
  夜間のイベントは、炎の祭典の中心となる手筒花火をご覧いただく"炎の舞"。手筒花火?以外にも、大筒や乱玉、綱火、花束、スターマインなど様々な花火をお楽しみいただけま?す。

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