<取材レポ>大駱駝艦、白馬村野外公演 『黄金の夏』 闇を彩る金の舞
舞踏家・麿赤兒氏が率いる舞踏カンパニー「大駱駝艦」は、2013年8月3日(土)に長野・白馬村ジャンプ場前駐車場にて、舞踏合宿のクライマックスとなる野外公演『黄金の夏』を開催。白馬村合宿は2002年より始まり、今回で11回目。8日間の合宿期間中は、白馬村の合宿所で大駱駝艦のメンバーと共に寝食を共にし、舞踏の稽古に励み、最終日に大駱駝艦と共に公演に出演。白馬の夏の恒例行事となったこの野外公演には、年々参加者が増え、本年も地元の方や全国各地から300名近い方が漆黒の闇に浮かび上がるゴールドの煌めきと世界観に酔いしれました。
▼舞踏カンパニー「大駱駝艦」公式サイト
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会場は長野県北安曇郡白馬村にあるスキージャンプ競技場前駐車場に特設会場を設置。この競技場は1998年に開催された長野オリンピックのジャンプとノルディック複合ジャンプの競技会場として利用されました。
この野外公演『黄金の夏』の魅力を感じて頂くために、ここでは出来る限り多くの写真でご紹介させていただきたいと思います。
来年の夏はぜひ白馬でこの興奮を味わっていただきたい。大駱駝艦のプロフィール、公演情報などの最新情報は以下にてチェック下さい。
大駱駝艦(だいらくだかん) プロフィール
1972年創設。麿赤兒主宰。2012年創立40周年を迎える。その様式を天賦典式(てんぷてんしき:この世に生まれ入ったことこそ大いなる才能とす)と名付け常に忘れ去られた「身振り・手振り」を採集、構築しすでに60を超える作品を上演。1982年舞踏カンパニーとしては、初のフランス、アメリカ公演を行い、鮮烈なインパクトを与え広く「Butoh」を浸透させる。常に若手舞踏手育成に力を注ぎ、麿赤兒の考え方である「一人一派」を実践、現在吉祥寺を拠点とするスタジオ「壺中天・こちゅうてん」において所属メンバーによる様々なユニットの作品を上演し、壺中天公演と称し国内外で上演し続けている。一般の人を対象にしたワークショップ「無尽塾・むじんじゅく」、夏は長野県白馬村において合宿を実施している。
1974年、87年、96年、99年、07年舞踊批評家協会賞受賞。
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