「金はどうして騰がるのか」豊島逸夫・亀井幸一郎(著)/宝島社
“金”の過去と現在、そして未来がこの1冊で手に取るようにわかる!
無国籍通貨“金”が暴れだした!!この10年で8倍になった金価格。日本経済や世界、金融市場に起こる出来事とは?
この10年間で約8倍にまで値上がりした金(ゴールド)。その理由は何なのか? そして金価格はどこまで騰がるのか? 金の国際機関である、ワールドゴールドカウンシル(WGC)の日韓代表を務めた豊島逸夫氏と、金融・貴金属アナリストの亀井幸一郎氏が、今世界経済で起きている出来事を金を通してやさしく解説します。また金相場や金投資のノウハウも豊富に盛り込まれています。金のスペシャリストがタッグを組んだ、初の共著です。
【著者紹介】
豊島 逸夫(としま・いつお)
豊島逸夫事務所 代表
一橋大学卒。邦銀入行後、スイス銀行にて外国為替貴金属部トレーダーとなり、チューリッヒやNY金取引所にて現場の経験を積む。その後、ワールド ゴールド カウンシルにて調査研究、新興国市場開発に取り組む。ブログや日経マネー連載コラムでは、金に限らず国際経済を多角的に斬る。現在日経新聞 電子版「マネー面」に「豊島逸夫の金のつぶやき」が掲載中。著書に「金に何が起きているのか」(日本経済新聞出版社)、「金を通して世界を読む」(日本経済新聞出版社)、豊島逸夫が読み解く 金&世界経済(日経BP社)がある。
亀井 幸一郎 (かめい こういちろう)
金融・貴金属アナリスト
和歌山県生まれ。中央大学法学部卒。山一證券に8年間勤務。1987年に、日本初のファイナンシャルプランナー会社である投資顧問会社マネー・マネジメント・インスティチュート(MMI)入社。92年ワールド・ゴールド・カウンシル(WGC)入社。企画調査部長として経済調査、金市場のマーケット分析に従事。2002年より現職。「史観と俯瞰」をモットーに金融市場から商品市場、国際情勢まで幅広くウォッチしている。著書に『金が売られた時代、買われた時代』(日本文学館)など。