日本橋三越本店6階アートスクエア、5/6まで「牟田陽日」展 開催
日本橋三越本店6階アートスクエアでは、2014年4月30日から5月6日の期間で「牟田陽日(むた・ようか)」展を開催。「新しいジャポニズム」を軸に、古今和洋織り交ぜたモチーフを取り入れた、彩り豊かな九谷磁器を展開している牟田さんの作品から大皿、花器、酒器、茶碗など、今回約80点を展示しています。すべての作品には必ずどこかに、特別な色としての”金色”が盛り込まれている、とのこと。
▼日本橋三越 展示会情報
ここではその出展作品の中から幾つかを写真でご紹介します。
展示は5月6日まで。この写真を見てビビッと来た方は、是非会期中に日本橋三越まで足を運んでみてください(^^)
牟田陽日 -むたようか- (九谷焼 陶芸家・絵付師)
陶芸を始めて数年で2012年イケヤン☆オーディション・グランプリと青木良太賞を受賞するなど、突如として陶芸界に現われた新星作家。
◆プロフィール
1981年 東京生まれ
2008年 ロンドン大学 ゴールドスミスカレッジ ファインアート科 卒業
個展『A Tale of Two Suns』 Iniva(ロンドン)
グループ展『newcontemporaries 2008』 A Foundation(ロンドン)
2009年 個展『Mt. Boo』the SASSOONGALLERY(ロンドン)
個展『Tooth Travelling Scholarship award exhibition』ゴールドスミスカレッジ(ロンドン)
2011年 グループ展『We who saw signs』 ICA gallery(シンガポール)
◆陶歴
2011年 『雪のデザイン賞』入選 中谷宇吉郎記念館(石川県)
2012年 石川県立九谷焼技術研修所 卒業
イケヤン☆オーディション グランプリ
伊丹国際クラフト展「酒器・酒盃台」優秀賞受賞
2013年 個展『蓬莱みやげ』gallery rempha rempha(石川県)
燈涼会『酒膳食彩』(石川県)
個展『Ikeyan exhibition reply vol.19』国際デザインセンターLoop(愛知)
◆作風について
ロンドンでは、媒体や形態は色々で、スカルプチャー、写真、ビデオ、CG,パフォーマンス、インスタレーションなど、モダンアートを中心に学び制作してきた。
その後、実際に人間の生活の中で残っていき働きかけるものを作りたいと考える様になり、紀元前からの形状を完品で保つことの出来ている、陶磁という素材に興味を持ち九谷焼を始める。
筆先の細い筆を使い細かく描きその上に様々な色の和絵の具や金銀彩を重ねていくのが現在のスタイル。素材の物質感にただ拘泥するのではなく、現代の生活においての陶磁の役割を思索しながら作品にしていくことを目標としている。
(縁煌さんより引用)