威風堂々 名古屋城本丸御殿

かつて名古屋城の本丸には、天守閣の南側に本丸御殿がありました。この本丸御殿は、近世城郭御殿の最高傑作と言われ国宝に指定されていた建物で、現在、国宝になっている京都二条城の二の丸御殿と並ぶ武家風書院造の双璧と言われていました。
勇壮な天守閣と優美な御殿が並び建つことで、名古屋城は城郭建築としての風格を形成しており、1930年(昭和5年)に国宝に指定されましたが、1945年(昭和20年)5月、空襲により天守閣、本丸御殿ともに焼失してしまいました。戦後の復興にともない、1959年(昭和34年)に天守閣は再建。
本丸御殿は、その歴史的意義を踏まえ、焼失前と同等の文化的価値を有するとともに広く市民が活用でき、世界的な市民の財産となるように、工期を3期10年で総事業費約150億円をかけて本丸御殿の復元計画が進められています
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▼名古屋城本丸御殿:復元計画

車寄外観

玄関一之間北東面

玄関二之間北西面

御殿の各を高める飾金具(引手金具)

表書院二之間

表書院一之間北面

表書院上段之間

飾金具
- 撮影者:GOLDNEWS
- 場所:愛知県・名古屋市 名古屋城