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猛暑に負けぬ参加者の熱量!湯之奥金山博物館「第24回 砂金掘り大会」レポート

戦国時代に金山として栄えた山梨・身延町にある「甲斐黄金村・湯之奥金山博物館」では、毎年夏に国内最大の「砂金掘り大会」が開催されており、今年2024年7月27日には「第24回 砂金掘り大会」に全国から約200名の参加者による熱い戦いが繰り広げられました。


第24回 砂金掘り大会


山梨と静岡の県境に位置する毛無山の山中深く採掘された湯之奥金山、その創業当時の鉱山作業と、そこに暮らした人々の生活の様子を紹介している学術施設が「甲斐黄金村・湯之奥金山博物館」。甲府駅、もしくは富士駅から身延線で約1時間弱のところにある「下部温泉駅」の下りてすぐの所にあります。





こちらで開催されている「砂金掘り大会」は

甲斐黄金村・湯之奥金山博物館では、湯之奥金山という歴史的遺跡を21世紀に広く伝えると共に、砂金採り体験室とは一味違う砂金掘りを楽しみ、また砂金掘り技術の普及並びに啓蒙を図るために日本大会や世界大会が存在することを合わせて周知することを目的とし、砂金掘り大会を開催いたします。[公式サイトより]

と公式ホームページにある通りの主旨・目的なのですが、タイトルに書いた通り、参加者のみならず、博物館運営チーム&サポートスタッフ、ボランティア、観客と大会にかける一体感と熱気が凄まじく、初めて訪れた筆者はちょっと感動を覚える位でした。ほんと素晴らしい。


湯之奥金山博物館・信藤館長による挨拶


大会は信藤館長による挨拶で開幕。


スチールパン型トロフィー


優勝者には、こちらの砂金掘り王の証である湯之奥金山博物館マスコットキャラクター「もーん父さん」が描かれた特製のパンニング皿が贈呈されます。


バトル会場


こちらが実際に砂金掘りで戦いを繰り広げる場所で、20人が一緒に出来る特製のフネが用意され、各容器にはタイマーと連動したスイッチも配備されています。
大会のルールはこちら。

砂金掘り競技大会は、世界大会ルールに沿って改めた博物館独自ルールによって、種目別に約20人一組で競技します。会場内に特設された競技フネ(縦1.5m×横77㎝×高20㎝)で、 バケツの砂中(約6~16Kg…部門、年によって異なります。)に混入されている砂金を制限時間内に、正確にかつスピーディに採取する競技です。

競技ルールはいたってシンプル。砂の中に混入されている砂金をスピーディかつ正確にとりこぼさずに採ればOK。各部門ともに主催側で決めた数の砂金が混入されている砂(ジュニア部門6kg、男女一般部門予選10kg、男女一般部門決勝戦16kg)をパンニングします。砂金の採りこぼしなくパンニングできれば問題ありませんが、もし採りこぼしがあった場合は、砂金1粒ごとに、 自己タイムに3分のペナルティタイムが加算され、それが成績になります。

それではここからは熱戦繰り広げる模様と動画などを。



一般部門


ジュニア部門


一般部門


ジュニア部門


採取した砂金の個数の審判&チェック


本年度「第24回 砂金採り大会」は、松岡さんが総合優勝の栄冠に輝きました。


総合優勝の栄冠は松岡さん


こちらの大会、明日7/28は全国から中学・高校11校が参加する「第21回 砂金甲子園!東西中高交流砂金掘り大会」も行われます。今年の出場校はこちら。[公式サイト]

灘中学・灘高等学校(兵庫県)、神戸女学院中学部・高等学部(兵庫県)、逗子開成中学校・高等学校(神奈川県)、桐朋中学校・高等学校(東京都)、山梨学院中学校・高等学校(山梨県)、麻布中学校・麻布高等学校(東京都)、大妻中学高等学校(東京都)、開成中学校・高等学校(東京都)、市川中学校・高等学校(千葉県)、海城中学高等学校(東京都)、早稲田大学高等学院(東京都)

熱い砂金掘り大会、来年はあなたの参加をお待ちしております!

▼甲斐黄金村・湯之奥金山博物館 公式サイトはこちら


  • 撮影者:GOLDNEWS
  • 場所:山梨・身延町 湯之奥金山博物館

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