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【金投資家インデックス】金投資需要が 新年に更に50%急増

2020年のコロナ禍で倍増していた金投資需要が新年に更に50%急増

2021年1 月6日ロンドン: 個人投資家が昨年記録的な額の資金の流入を行い、前年比で貴金属投資が倍増した後に、2021年の年明けに金地金投資は急上昇し、2020年の年初4日間と比較してもすでに50%上回ることとなった。

個人投資家が現物貴金属を所有し取引するための世界最大のオンライン市場を提供しているブリオンボールトを利用して金地金を購入する需要は、今年1月に評価額ですでに7億円に達しており、日本円建てベースでは2020年明け4日間を50.4%上回っている。

昨年のコロナ危機からも、ロンドン西部に拠点を置くフィンテック企業ブリオンボールトのPCサイト及び携帯アプリを利用して行われた金の購入は、2019年の総需要量から2倍以上の22.0トンとなり、106.8%増加し、評価額においては1,340億円相当となっていた。

顧客の売却分を除くと2012年以来のペースで、円建て金地金価格が18.0%高と上昇したことからも金投資に拍車がかかり、ブリオンボールトの顧客の金地金保有量は6.6トン増と過去12年間で最も多く、ロンドン、ニューヨーク、シンガポール、トロント、チューリッヒの顧客が選択できる保管場所に貯蔵されている顧客の金地金の総量は45.8トンと、評価額で2870億円相当と記録を更新することとなった。

この年間増加量は重量にすると、過去最高であった2008年に比べて15.3%少なかったものの、その増加分の評価額は円建て換算で77.6%増の401億円となり、過去最高を更新していた。

ブリオンボールトで金地金を購入した顧客数は、2020年には前年比2倍以上の101.7%増で、売却者数は34.5%増していた。

これにより、金地金投資家インデックスは、2020年平均59.3となり、2011年の59.5とほぼ同じ水準となり、2017年から2019年までの各年の平均53.9をも上回ることとなった。

金地金投資家インデックスは、金地金を月間で売却量を上回って購入した顧客数と売却量が購入を上回った顧客数が完璧に一致した場合、50.0となるように設定されている。



このデータについて、ブリオンボールトのリサーチディレクターであるエイドリアン・アッシュは次のように解説している。

「アセットクラスとしての金地金は、今や多くの個人投資家のポートフォリオにおいて不可欠な一部となっている。この傾向はコロナ禍以前から始まっていたものの、パンデミックによって引き起こされた経済危機によって、金地金を主要な保有資産とする動きがさらに進むこととなった。

第二次世界大戦以来の最悪の経済不況の中で、世界の株式市場が急騰した事により、安全資産としての金の役割が減少したわけではない。それどころか、膨大な景気刺激策と金融緩和策がこのような市場の高揚感を煽り、2021年には長期的な貯蓄に更に現実的なリスクをもたらすことになる。

金は株式投資や貯蓄に代わる時代を超えた選択肢を提供する。そして、今年の記録的な金への投資資金の流入を繰り返すことは難しいかもしれないが、分散投資のためのツールとしての金の価値は衰えることは無いだろう。」

ブリオンボールトの顧客を対象とした年2回行っているアンケート*の最新の調査では、84.0%が2021年も金地金価格が上昇し続けると予想し、回答者の4分の1(25.5%)が30%以上の上昇を予想しており、この調査をしている6年間の中でも最も高い割合となっていた。これらを考慮すると、今年末の平均金価格予想は、日本円建てでグラムあたり6970円となり、調査時より16.6%上昇し、2014年にブリオンボールトが顧客を対象に調査を開始して以来、最も強気の予想となっていた。

* BullionVaultは、11月30日から12月10日までの間に、弊社「ウィークリー・アップデート」の読者を対象にアンケートを実施し、1,184人から回答を得ました。その結果は、ご要望に応じてお届けすることが可能です。

連絡先: ホワイトハウス佐藤敦子 
直通電話番号: +44(0)20 8846 3804  
メールアドレス:atsuko.whitehouse@bullionvault.com

ブリオンボールトの金・銀投資家インデックスについて
ブリオンボールトの金・銀投資家インデックスは、個人投資家の地金現物の投資傾向を表す、世界でも数少ない指標である。24時間取引が行われている、ブリオンボールトのオンライン市場で取引がされたデータを基に算出され、それぞれのインデックスは、月間でその地金の購入が売却を上回ったネットで購入した投資家の数と売却が購入を上回ったネットで売却をした投資家の数のバランスを表している。そして、この購入者数と売却者数が完璧に一致した際を50として表示されている。
この数値の最高値は、欧州の債務危機の最中の2011年9月に金価格がドル建てで最高値を付けていた際の71.1で、それは英国の多くの都市で暴動が起こった翌月でもあった。そして、この数値の最低値は50.5で、金価格が数年ぶりの低い値となっていた2014年から2015年の冬であった。それ以来、金・銀投資家インデックスは金・銀価格との強い負の相関性を保っており、トランプ大統領が選出されて以来21ヶ月中の18ヶ月がこの傾向となっている。
ブリオンボールト社について
ブリオンボールトは、金・銀地金現物所有サービスをオンラインで提供している世界でも有数の英国企業。2005年にサービスを開始し、現時点で9万人を超える175カ国の顧客が、低い費用で流動性が高く安全な貴金属専門市場にアクセスできるこのサービスを利用している。
多くの世界の中央銀行の金準備を上回る規模の金地金をブリオンボールトで購入し保管している顧客は89%が北アメリカと西ヨーロッパに居住し、専門市場の取引料率の低さと、流動性の高さ、そして厳重なセキュリティーという恩恵を受けている。
ブリオンボールトは、下記サービスを提供している。
• オンラインとモーバイルで金・銀地金現物を24時間取引し、即座に決済。
• 米国ドル・ユーロ・英国ポンド・日本円の利用が可能。
• 地金現物を格安費用で、ロンドン、チューリッヒ、ニューヨーク、シンガポール、トロントで特定保管。
• 日々オンライン上で、顧客所有の金・銀現物が保管されていることを証明するディリーレポートを公表。
ブリオンボールトは、2008年にロンドン貴金属市場協会(LBMA)の正会員となった。そして、2009年には、個人投資家が地金専門市場にアクセスすることを可能としたことから、英国女王賞を革新部門で受賞し、2013年4月には、過去4年間の国際取引が140%増加していることが認められ、英国女王賞の国際取引 部門で2度目の受賞をしている。また、2011年には英主要紙のサンデー・タイムズの成長のスピードと規模を測る「Fast Track (急激に成長している非上場企業100社)と Top Track(中規模非公開企業トップ250社)」の両方のカテゴリーにランクされ、そのサービスは、2014年11月に、英主要経済誌「Money Week(マネーウィーク)」の購読者によって「最良の金取引業者」に選ばれている。2017年3月には、プラチナ業界のマーケティング団体のワールド・プラチナム・インベストメント・カウンシルによってオンライン・プラチナ地金投資保管のパートナーとして選ばれる。

さらに詳細は、http://gold.bullionvault.jp

ブリオンボールト

プロフィール

ブリオンボールト

BullionVault

英国最大手のオンライン金地金取引サービス提供。英国女王賞を2009年に革新部門、2013年に国際取引部門で受賞。7万人を超える顧客の約38.7トンの金地金を保管。 ロンドン貴金属市場協会の正会員。ワールド ゴールド カウンシルの関連会社とロスチャイルドファンドが資本参加。

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