福徳神社(芽吹神社)の宝袋で金運アップ?
コレド室町2&3の開業で沸く日本橋室町。コレド室町とYUITOの間に、貞観年間(清和天皇・859?876年)には既に鎮座されていたとされる「福徳神社(別名:芽吹神社)」があります。現在は仮のお社となっていますが、2014年度中には約528平方メートルの敷地に鳥居、拝殿などが建設され「福徳の森」として生まれ変わります。
この福徳神社、かなり縁起が良さそうな名前ですが、社務所で販売されているお守りの隣に「宝袋(たからぶくろ)」なるものを発見。宮司の真木さんのお話によると、 江戸時代、この福徳稲荷は幕府から富くじ興行を許された数少ない寺社の一つであったこと、そしてこの“福徳”という縁起のよい名前から、宝くじを持ってきて当選祈願に訪れる人が多いのだとか。
この「宝袋(たからぶくろ)」、上の写真の通り前面小判柄で、表面には富くじ、裏面には福徳神社のロゴ、そして中面には宝船が描かれています。
ちなみに表面の富くじには「弐九拾九番」と書かれており、これは「弐九拾九=ふ・く・と・く」にかけられています。
そして裏面・ロゴの横に緑の芽があると思います。こちら「わかめですか?」とかいう質問が宮司さんに来たりするそうで、この芽の由緒についてもご説明いただきました。
江戸時代、この福徳神社の鳥居を皮付きの椚(くぬぎ)で作った時、春に、その木から芽が新しく芽生えた姿を当時の徳川二代目将軍秀忠公がご覧になり、「これは縁起がいい、芽吹神社と呼ぶとよい」と言われた事にちなんで、別名・芽吹神社とも呼ばれる様になったとのことです。
ということでこれは縁起のいい「椚(くぬぎ)の若芽」が描かれているのです。
日本橋散策の折、また宝くじを購入された時には、この福徳神社まで当選祈願に訪れてはいかがでしょうか?
福徳神社(芽吹神社) 公式WEBサイト
東京都中央区日本橋室町2-4-14
- 撮影者:GOLDNEWS
- 場所:東京都中央区日本橋室町2-4-14