【全作品撮影OK】「アラビアの道-サウジアラビア王国の至宝」展 開催!
東京・上野公園内にある東京国立博物館 表慶館では2018年1月23日~2018年3月18日の期間で「アラビアの道-サウジアラビア王国の至宝」を開催。
古代より交易路が張り巡らされ、人々と諸文明が行き交ったアラビア半島。
本展では、その躍動的な歴史と文化を示すサウジアラビア王国の至宝を日本で初めて公開します。100万年以上前にさかのぼるアジア最初の石器、5000年前に砂漠に立てられた人形石柱、ヘレニズム時代やローマ時代に賑わった古代都市からの出土品、イスラームの聖地マッカ(メッカ)のカァバ神殿で17世紀に使われた扉、サウジアラビア初代国王の遺品(20世紀)など、400件以上の貴重な文化財をとおして、アラビア半島の知られざる歴史をお楽しみください。
第1章 人類、アジアへの道
第1章「人類、アジアへの道」は、先史時代を紹介。100万年以上前にさかのぼるアジア最古級の石器「礫器」を含む旧石器群は、アフリカで進化を遂げ、ユーラシア大陸へ歩みを進めた初期人類の軌跡を示しています。
第2章 文明に出会う道
第2章「文明に出会う道」は、起源前2500年頃からメソポタミア文明とインダス文明をつなぐ海上交易で賑わったアラビア湾(ペルシャ湾)沿岸地域の出土品で構成。
第3章 香料の道
第3章「香料の道」では、前1000年以降に香料交易で繁栄したオアシス都市の出土物を紹介。文明が発達していくアラビア半島の歴史を伝えるバビロニア王の石碑、交易による富を元に王国を築いたリフヤーン人の巨像などが並びます。また1~2世紀に交易で富を築いた人々の存在を感じさせる、黄金の「葬送用マスク」や装身具も登場します。
第4章 巡礼の道
第4章「巡礼の道」では、巡礼路とともに発展した新たな交易拠点ラバザの出土品などから、当時のイスラーム教徒たちの新しい文化と信仰を紐解きます。17世紀に聖地マッカのカァバ神殿で実際に使われていた扉や、16世紀の美しいクルアーン(コーラン)写本などからイスラーム美術の真髄に触れることができます。
第5章 王国への道
第5章「王国への道」では当時使われていた日用品や武器など、イスラーム美術の装飾が施された工芸品を紹介。サウジアラビア王国初代国王アブドゥルアジーズ王の遺品である刀などから、近現代のイスラーム工芸の魅力を感じることができます。
本展をさらにお楽しみいただくために!
【挑戦1】アラビアの文化に触れよう!「アラビア体験」企画
アラビアの遊牧民テント内で、アラブ世界で楽しまれているアラビックコーヒーに関する民具や、香炉、ナツメヤシの葉で編んだ敷物やかご、毛織物、伝統衣装などを展示します。
設置期間:1月23日(火)~2月4日(日)
設置場所:表慶館(本展覧会場)前
<先着でアラビックコーヒーとナツメヤシを無料配布!>
今回展覧会をさらにお楽しみいただくために、アラビアの遊牧民テントが設置されている1月23日~2月4日の期間限定で、展覧会にお越しの皆様に、アラビックコーヒーとデーツを無料で進呈(無料配布は各日先着1000名)
【挑戦2】全展示作品の撮影が可能!
本展は、展示されている作品すべての写真撮影が可能です!また、重要文化財に指定されている表慶館自体を撮影できることも貴重な機会になります。日本初公開の展示品の数々を是非撮影の上、SNSなどで共有してみて下さい。
※撮影は非商用に限る
※フラッシュ、三脚・脚立は使用不可
■「アラビアの道-サウジアラビア王国の至宝」開催概要
会期:2018年1月23日(火)~3月18日(日) ※休館日は毎週月曜日
会場:東京国立博物館 表慶館
開館時間:9:00~17:00(金・土曜は21:00まで。入館は閉館の30分前まで)
入場料:一般 620円(520円)、大学生 410円(310円)
※高校生以下および満18歳未満、満70歳以上の人は無料。(入館時に年齢のわかるものを提示。)
※子ども(高校生以下および満18歳未満)と一緒に来館した入館者(子ども1名につき同伴者2名まで)は100円割引。
- 撮影者:GOLDNEWS
- 場所:東京国立博物館 表慶館