気分は太閤秀吉?天下一の黄金の和船 大阪城御座船
「大坂冬の陣・夏の陣」から400年を迎える大阪城で、大阪の魅力を国内外に発信するべく2014年から2015年にかけて実施されている「大坂の陣400年プロジェクト」。そのプロジェクトの一環で、2015年4月25日から9月30日の期間限定で、大阪城の内濠(うちぼり)を金箔貼りの船で内堀を周遊する「大阪城御座船(ござぶね)」が運行しています。
▼大阪の陣400年天下一祭 公式WEBサイト
大坂の陣400年天下一祭りとは
「大阪都市魅力創造戦略」では、大阪城まちづくり400年、道頓堀川開削400周年、天王寺動物園100周年など、都市建設の歴史における節目が重なる2015年を、大阪の都市魅力創造のシンボルイヤーと位置付け、様々なイベントを実施することとしています。
これを受けて、2014年・2015年にそれぞれ「大坂冬の陣・夏の陣」から400年を迎える大阪城において、大阪の魅力を国内外に発信するべく、「大坂の陣400年プロジェクト」を実施いたします。
金箔貼りの御座船の乗り場は、天守閣北に架かる極楽橋の少し西にあります。こちらは極楽橋の上から見た御座船乗り場の風景。緑色の水面に金色が映えますね。
もう少し寄ってみましょう。船全体金色です。
乗船券は、乗り場の向かい側にあります。
大人1500円、子供750円です。乗船時間は約20分。
乗船券を購入し、毎時0分、30分の出航時間を待ちます。
船は全長10.4メートル、全幅2.1メートルで、旅客定員16人。
屏風絵に描かれた秀吉愛用の「鳳凰丸」がモデルで、金箔約3千枚を貼り付け、制作費は約1200万円とのこと。
更に寄ってみましょう。
内部はこの様な感じ。赤色の絨毯は血を、天井の金は極楽浄土を表しています。
時間になり出航。船は電動モーターで静かに進みます。
ちなみに大阪城の内堀に船をうかべるのは今回がほぼはじめてとのことです。
クルーズにはガイドもつき、築城にまつわる歴史秘話を解説してくれます。
水面から城壁を見上げる構図はなかなかのものです。
船はまず極楽橋をくぐり梅林サイドで折り返し、反対側が高麗門より更に奥まですすんでくれます。こちらは石垣に埋め込まれた魔除けの人面石。天守閣からみて北東(鬼門の位置)に置かれ、魔除けに使われたとのこと。
そして石垣には、どの大名がその部分の城壁を作ったかがわかるように、64大名の目印が刻まれています。これはこの船に乗らなければ見れない部分ですね。
ちなみにどの大名の刻印なのかは、大阪城に入ってすぐのところにある「刻印広場」に64大名の刻印の説明が書かれています。
刻印広場前には、こんな人たちも。
最後に大阪城と金箔船の対比で。
この金箔船、運航期間は9月30日まで。午前10時から午後4時(最終便発)、天候不順などで運航中止もあります。このレアな内堀クルーズ、大阪再発見のひとつとして是非機会があれば体感してみてください。
▼大阪の陣400年天下一祭 天下一の黄金の和船 大阪城御座船
【天下一の黄金の和船 大阪城御座船】
大阪城に黄金色の御座船が登場!金箔貼りの御座船(和船)で、大阪城内濠を遊覧するお濠めぐりを期間限定で実施します。四季折々の景色の中、大阪城の石垣を間近に眺めることができる貴重な機会です。
運航期間:運航中〜9月30日(水)
運航時間:10:00?17:30(最終便発)
出航時間:毎時0分、30分
所要時間: 約20分間
※船の発着場所は、大阪城天守閣北側の「極楽橋」そばの特設船着場
主催伴ピーアール株式会社、一般社団法人水都大阪パートナーズ
お問合せ先伴ピーアール株式会社 / TEL:06-6314-3772
現地携帯電話 / TEL:080-3764-3773(10:00?17:30)
- 撮影者:GOLDNEWS
- 場所:大阪城