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日本一の「木頭ゆず」、黄金たわわに収穫始まるー徳島・那賀町木頭地区

柚子(ゆず)の収穫は例年11月中旬にピークを迎えます。いまでは日本料理に欠かせない食材となったこの柚子、「桃栗3年、柿8年、柚子の大馬鹿18年」と言われるように、かつてはその実がなるまでに18年を要するとされ、市場への安定供給が非常に困難でした。


木頭ゆず


現在、柚子の国内生産量第1位は高知県、2位が徳島県、3位が愛媛県と四国がその生産の中心となっていますが、そのルーツとなったのは、四国のチベットとも呼ばれる徳島県那賀町木頭地区(旧木頭村)です。ここで3-5年で実をつけるように改良・研究が行われ、木頭(きとう)柚子の苗が各地に伝わり全国各地で栽培されるように。


昭和52年に果樹としては初めて「朝日農業賞」を受賞


木頭柚子は昭和52年に果樹として初めて農産物の最高峰の賞「朝日農業賞」を受賞、名実ともに日本一の柚子となりました。まずはその木頭地区の場所からチェックしておきましょう。


旧木頭村


四国のチベットとも呼ばれるその「木頭」。場所は森林率80%を超える徳島県のほぼ中心部にあり、徳島市からは約90キロで2時間半のところに位置します(トンネル・道路整備でかつて6時間以上かかっていたものが半分以下に)。


黄金の村


他の柚子では類を見ない香りの高さと酸味が強い特徴を持つ木頭柚子。標高300~500メートルに位置し、雨量も非常に多く、盆地で寒暖差がはげしいことがその大きな理由とされています。


木頭ゆずの収穫風景


ちなみに木頭柚子は、非常に大きなトゲが特徴で、収穫時には腕を傷つけないように頑丈な手袋、また落ちた枝のトゲで足を貫かないように底に鉄板入りの靴を履いて作業しています(その位固くて、トゲも長いです)。


木頭ゆずのトゲ


こちらが腕を守る手袋。昔は栽培・収穫を担当していた奥様方が、腕を傷つけないように自作されていたそうです。



収穫された柚子は、そのまま出荷されるもの、また工場で果皮・種・果汁など余すことなくまるごと活用され、食品や化粧品、雑貨などの商品に加工されています。


搾汁工場にて


こちらは「株式会社黄金の村」での搾汁風景です。


黄金の村


搾汁風景


こうして製品となった商品は木頭地区では、かつて木造の学校のあった場所に、地域の人々が集う場所になるようにとの思いを込めて作られた「未来コンビニ」で商品購入が可能です。
▼オンラインショップはこちら「黄金の村通販サイト」


未来コンビニ


その未来コンビニでも大人気なのが「ゆずしおソフト」。甘さとゆずしおの独特な風味がクセになる味です。


ゆずしおソフト


もう一つおすすめは那賀町役場木頭支所そばにある「たちばな」さんの「木頭ゆずずし」(かんぱちにぎり)。ゆず漬けされたかんぱちの味が爽やかで味わい深く、いくつでも食べられます。


木頭ゆずずし


最後は、ゆず関連コレクションで。まずは、木頭地区の入口にある長安第3トンネルのゆずパネル。


長安第3トンネル


こちらは出合いゆず大橋隣にある旧道の柚子色ブリッジ。


柚子色の旧道橋


なお、いかにして木頭村は日本一の柚子の村となったのか。木頭村の真実の物語はこちらの書籍でぜひ。


  • 撮影者:GOLDNEWS
  • 場所:徳島・那賀町木頭

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