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[金投資家インデックス]金・銀相場上昇が利益確定売りを進める

キーワードBullionVault 

金・銀相場上昇が利益確定売りを進め、銀投資センチメントは急落

?金投資家インデックスは、金相場が月間3%上昇する中、過去5年の最低値へと近づく。
?銀相場は7%上げる中、銀売却者数は購入者数を記録的な水準で大きく上回った。
?ブリオンボールトのユーザーの金・銀保有量は、再び新記録を更新した。

2015年11月3日ロンドン: 先月の貴金属相場の急騰により、個人投資家の売却者数は上昇し、購入者数は減少したことが、最新のブリオンボールトの金・銀投資家インデックスによって明らかとなった。
個人投資家が取引可能な、世界最大の金・銀現物市場を提供するブリオンボールトでは、毎月平均的に1億ドル(121億円相当)の取引が行われている。
この市場での投資傾向を表す金投資家インデックスは、ドル建て価格が3%上昇する中、先月は51.1と、9月の52.6から更に下げ、年初の過去5年間で最も低い水準へと近づくこととなった。
この数値が50となった場合、その月の購入者数と売却者数が完璧に一致したことを意味する。先月金の購入者数は、昨年12月以来の低い水準となり、売却者数は1月以来の高い水準となった。
昨年12月と今年1月は、金投資家インデックスでは、過去5年半で最も低い水準の50.5となっていた。



それに対し、9月から月間平均銀価格が6.7%上昇し、2013年8月以来の急激な上昇を見せた銀においては、売却者数が購入者数を上回り、その差はブリオンボールトの銀投資家インデックスの公表が開始された2012年1月以来の大きなものとなった。そのため、先月の銀投資家インデックスは47.8と、前月の51.7からも更に下げることとなった。



ブリオンボールトのリサーチ主任、エイドリアン・アッシュはこの背景を次のように解説している。

「個人投資家は、ブリオンボールトにおいて、購入も売却も簡単に行うことができる。そのため、10月の価格の上昇は、今年の夏の相場の下落を経験した既存の顧客へ利益確定の機会を与えることとなった。
顧客は、10月も金と銀の保有量を増加させたにもかかわらず、価格の変化に慎重となっており、金・銀保有を安定して増加させるのではなく、銀投資家は特に価格に応じて売買をしている。
米連邦準備制度理事会による利上げ観測が、年末に向けて金と銀の価格を動かす要因となっている。しかし、米連邦準備制度理事会が、12月に再び利上げを見送ることを予想している投資家は、保有量を増加させることで良い結果を得ることになるだろう。」

顧客が保有する銀は、重量にして10月に4トン増加し535トンと新記録を更新した。また、金の保有量は、2015年に8ヶ月連続で増加し、28キロ増の34.4トンとなった。

以上

連絡先: ホワイトハウス佐藤敦子 
直通電話番号: +44(0)20 8846 3804  
メールアドレス:atsuko.whitehouse@bullionvault.com


金投資家インデックスについて
ブリオンボールト社の「金・銀投資家インデックス」は、個人投資家向けオンライン金・銀現物所有サービスにおいて世界最大のブリオンボールト社が所有するデータを基に算出されている。これは、24時間運営されているブリオンボールト社の市場でユーザーによって売買された取引データである。この指標が50を超えた場合、その月の金・銀のネット購入者数がネット売却者数を上回ったこととなり、個人投資家が金・銀投資に対して強気姿勢であることを意味する。このインデックスの詳細は、ロンドン貴金属市場協会発行の雑誌「Alchemist」の2013年5月号の記事(英語)を参照。ブリオンボールトの金投資家インデックスは、ブルームバーグ端末ではで表示されている。
ブリオンボールト社について
ブリオンボールトは、金・銀地金現物所有サービスをオンラインで提供している世界でも有数の英国企業であり、現時点で57,000人を超える175ヵ国の顧客が利用している。2014年には、12億ドル(1290億円)相当の専門市場で取引されている金地金が取引された。そして、同社は10年前に企業家のポール・タスティンによって、金投資家のニーズを満たすために設立され、下記サービスを提供している。
?オンラインとモーバイルで金・銀地金現物を24時間取引し、即座に決済。
?米国ドル・ユーロ・英国ポンドによる即時決済。
?地金現物を格安費用で、ロンドン、チューリッヒ、ニューヨーク、シンガポール、トロントで特定保管。
?日々オンライン上で、顧客所有の金・銀現物が保管されていることを証明するディリーレポートを公表。

89%が北アメリカと西ヨーロッパに居住するブリオンボールトの顧客によって保管されている金地金の評価額は、現在約13億ドル(約1520億円相当)であり、これは、多くの中央銀行が保有する金備蓄量を上回る。それに加え、2億6900万ドル(約320億円)の顧客の銀地金を保管している。

ブリオンボールトは、2008年にロンドン貴金属市場協会(LBMA)の正会員となった。2010年6月には、金の業界の市場開発団体である、ワールド・ゴールド・カウンシルと、RIT Capital Partner Plc (LSE:RCP)の資本で運営され、IT会社へ投資を行うAugumentum Capitalが、ブリオンボールトに資本参加を行い、それぞれ11%の株を所得している。
そして、2009年には、個人投資家が地金専門市場にアクセスすることを可能としたことから、英国女王賞を革新部門で受賞し、2013年4月には、過去4年間の国際取引が140%増加していることが認められ、英国女王賞の国際取引部門で2度目の受賞をしている。また、英主要紙のサンデー・タイムズの成長のスピードと規模を測る「Fast Track (急激に成長している非上場企業100社)と Top Track(中規模非公開企業トップ250社)」の両方のカテゴリーにランクされた4社の内の1社であり、ブリオンボールトによるサービスは、2014年11月に、英主要経済誌「Money Week(マネーウィーク)」の購読者によって「最良の金取引業者」に選ばれている。
さらに詳細は、http://gold.bullionvault.jp

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