5年程前、突然耳のピアスの穴部分が痒くなり、金属アレルギーを発症しました。お気に入りだったピアスが付けられなくなり、本当にショックでした。着けて1時間もすると痒くなり、耳が赤く腫れてきてしまうのです。結局、今まで持っていたほとんどのピアスがつけられなくなり、新しく買わなくてはならなくなりました。

「金属アレルギー」、アクセサリーを付ける女性には多くみられる症状で、金・プラチナ・銀などでできたネックレスやピアスが触れた皮膚がかぶれてしまう皮膚疾患です。男性には聞きなれない言葉かもしれませんね。

金属は、汗などで少量でも溶ける性質があり、イオン化した金属が皮膚に入り込むために体が異物としてみなし、拒否反応を起こすそうです。特に、値段が安く加工しやすいことからアクセサリーに多く使われるニッケルは、アレルギーを引き起こす金属No.1 だそうです！恐らく私が今まで持っていたピアス類はニッケルで金メッキ加工がされていたのでしょうね。。。

それに比べ、溶けにくい金属とされているものが金（ゴールド）です。金のアクセサリーには18金や24金と、金の前に数字が付いていますが、これは金の含有量を示しています。
24金＝100%純金なのです。24の由来は、かつて数字を24分率で計算していたことによると言われているそうです。1日が24時間なのと同じですね。18金と表示されているアクセサリーの場合、75%は金で、残りの25%分は他の金属が混ざっているという意味です。たいていは銀や銅が混ざっていることが多いようです。

とにかく、私のようなアレルギーを起こしやすい人は他の金属が混じっていない24金を選ぶと安心だということです。多くのアクセサリーショップでは「金属アレルギーの方向け」コーナーを設置し、かぶれにくい商品を展開しています。以前は見た目で選んでいたピアスも、今は「私でも付けられる素材」で選ぶようになり、楽しみが半減してしまいました（泣）

そしてなんと、一度金属アレルギーを発症した人は治ることはないようです…トホホ

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