黄金のかっぱ河太郎像?東京・かっぱ橋道具街
キーワード黄金のかっぱ
日本一の道具街と呼ばれる、浅草にあるかっぱ橋道具街。ここには「合羽橋道具街」が誕生してから90年を迎えるにあたり、これを記念したシンボル像「黄金のかっぱ像」があります。
どうです?かっぱ橋でカッパ。この堂々たる輝き。
かっぱ橋道具街といえば、言わずと知れたとても有名な道具街。田原町駅側の入り口のニイミのコック像もあまりにも有名です。
<合羽橋名前の由来>
河童が居たから”かっぱ橋”?
実は、名前の由来には2つの説があります。1つめは、金竜小学校跡地辺りにその昔伊予新谷の城主の下屋敷があり、小身の侍や足軽が内職で作った雨合羽を、天気の良い日に近くの橋にズラリと干していたという、「雨合羽」説。
もう1つは、お待ちかね「河童」説。曹源寺通称”かっぱ寺”に墓所がある合羽屋喜八のお話しです。今から約180年前の文化年間、合羽川太郎(本名合羽屋喜八)は、この辺りの水はけが悪く少しの雨ですぐ洪水になってしまうのを見かね、私財を投げ出して掘割工事を始めました。なかなか捗らない工事の様子を見ていた隅田川の河童達は、川太郎の善行に感動して夜な夜な工事を手伝ったそうです。そして、なぜか河童を見た人は運が開け、商売も繁盛したといいます。
・・・さて、どちらの説がお気に召しました?
<かっぱ橋道具街WEBサイトより引用>
道具もさることながら、有名なのは「食品サンプル」。体験制作ができるお店も幾つかあります。
街の中にはカッパだらけ。
これも。
集合。
そして商店街の中ほどのポケットパークには、ドドンとこの黄金のカッパが。
正式名称は「かっぱ河太郎像」。平成15年10月に「合羽橋道具街」が誕生してから90年を迎えることを記念し、東京合羽橋商店街振興組合がこのシンボル像を建立しました。
由来はこちらで。
黄金かっぱを寄りで。
左前から。この角度が一番好きかもです。
◇「かっぱ河太郎像」概要
所在地/東京都台東区松が谷 2-25-9(合羽橋道具街中央清水寺並びポケットパーク)
建立年月日/平成15年10月7日(火)
建立者/東京合羽橋商店街振興組合
構造・規格/高さ 1.5メートル
本体ブロンズ(金箔張り)
制作者/ 西村 祐一、北村 真一
制作期間/約 1年
<かっぱ橋道具街WEBサイトより引用>
- 撮影者:GOLDNEWS
- 場所:東京都台東区松が谷 2-25-9(合羽橋道具街中央清水寺並びポケットパーク)