ゴールド県の金運スポット「銭形砂絵」―観音寺
ゴールド県として展開中の香川県・観音寺(かんおんじ)市にある、寛永通宝を模した巨大な砂絵「銭形砂絵(ぜにがたすなえ)」。「これを見た人は健康で長生き、おまけにお金にも不自由しない」と言われているパワースポットとして有名です。
この有明浜の砂に描かれた「寛永通宝」は、東西122m、南北90mの楕円形をしており、琴弾山山頂から見るときれいな円形に見えるように計算され作られています。以下Googleマップでの航空写真ですが、真上から見るとたしかに縦長になっていますね。
銭形のいわれ
寛永10年(1633年)時の将軍家光公から讃岐巡遣使を派遣するとの知らせを受けて丸亀藩主生駒高俊公が領内巡視の際このことを聞いた地元の古老たちが、なにか領主歓迎のためにと有明浜に銭形の砂絵を一夜のうちに作り上げたと伝えられています。
この銭形砂絵は、年2回・春と秋に「砂ざらい(化粧直し)」があり、また台風などで砂が流されたりした際にも、補修工事が行われます。ちなみに観音寺市のマンホールのデザインも勿論この寛永通宝です。
なお琴弾公園のすぐ近くには、「寛永通宝」にちなみ、世界中の珍しい貨幣を集めた「世界のコイン館」があります。
こちらには日本の貨幣や世界のコインが約2000点展示されています。入館料は大人300円、小人150円。
館内はワンフロア構成ですが、世界各国のお金、一万円札の切りくずがぎっしり入った水槽、一億円の重さを体験できるものなど展示はかなり充実しています。
ゴールドでいうと、世界で最大の地金型金貨とされる「カンガルー1キロ金貨」も展示されていますのでこちらも必見です。
銭形砂絵とともにお金の知識も一緒に学んでいきましょう!
- 撮影者:GOLDNEWS
- 場所:香川・観音寺 琴弾公園