秋晴れとクィーン・ビクトリア記念碑

2013年11月15日

クィーン・ビクトリア記念碑は、バッキンガム宮殿の前にあり、1837年から1901年まで在位したビクトリア女王を称え、1911年に建てられました。英国が世界各地を植民地化して繁栄を極めたビクトリア朝の女王であり、その在位期間は64年と歴代イギリス国王の中でも最長です。夫アルバート公子との間に9子を儲け、その仲睦まじい家族の姿は当時の中産階級の賛美の対象でもあったとのこと。彼女を題材とした映画も数多く作られるなど、英国人にとっては、現エリザベス女王と共に尊敬され、親しみをもたれている女王です。
この記念碑は、2300トンの大理石で作られており、記念碑の最上部の金色の彫像は勝利を意味し、その足元の彫像は勇気と忠誠を意味し、金メッキで装飾されています。