ゴールドコラム & 特集

金の世界有数のマーケットプレイスで史上最も忙しいクリスマスに

•    史上最高値が貴金属取引の過去最高を牽引
•    12月の銀購入者数は過去最多を記録
•    2026年初の地金投資はさらに力強くスタート

2026年1月8日 ロンドン ― 2025年のクリスマス期間は、貴金属価格と取引の両面で記録尽くしとなった一年を締めくくる、まさに象徴的なものとなった。そして新年は、世界有数のオンライン市場を提供するブリオンボールトにおいて、さらに力強いスタートを切っている。

現在、175か国で12万5,000人超が利用し、金・銀・プラチナ・パラジウム合計で88億ドル超の資産を預かるブリオンボールトでは、預かり資産残高が前年同月比81.1%増加した。昨年12月には、ロンドンのフィンテック企業として21年の歴史の中で、過去最多となる顧客が新たに貴金属投資を開始し、前年同月比で309.3%の急増を記録した。

これにより2025年は、ブリオンボールトにとって新規顧客数は過去3番目に高い数値となった。2020年のコロナ危機には10.1%及ばなかったものの、金融危機のピークであった2011年との差はわずか3.8%にとどまった。

さらに2026年は、年初から5日間だけで暦年ベースとして過去最強のスタートを記録し、すでに昨年1月の月間合計の5分の4以上に匹敵する水準に達している。

ブリオンボールトのリサーチ・ディレクターのエイドリアン・アッシュは次のように述べている。

「21世紀に入ってからすでに最も好調な資産クラスである貴金属は、昨年、他のあらゆる投資を大きく上回りました。12月は、新たな投資家が急増したことで、クリスマスから新年にかけて取引量が過去最高水準に達し、2025年という特別な一年を締めくくりました。
また、2026年の新規投資が記録的な強さで始まっていることは、米国政権が西側投資家が依拠してきた同盟やルールを次々と覆し続ける中で、金と銀の魅力が一段と高まっていることを示しています。」

クリスマスの週には、ブリオンボールトの24時間対応しているウェブサイトおよびスマートフォンアプリを通じて、1億4,800万ドル超の貴金属が売買された。特に25日当日は、取引額が400万ドルを超え、クリスマス当日として過去最高を記録した。

この祝祭シーズンの記録に続き、元日には金・銀・プラチナ・パラジウムの取引高が650万ドルに達した。これは、世界の株式市場や小売地金店が休場し、ETFやコイン、小型バーの売買ができない日であったにもかかわらず達成された数字である。

2025年通年では、ブリオンボールトの取引高が年間ベースで過去最高を更新し、ドル建てで31億ドルと、2020年のコロナ危機時の記録を16.8%上回った。



12月は既存投資家も含め、金の購入者数が11月の3か月ぶり低水準から21.9%増加した一方、金価格が過去最高を更新したことを受け、売却者数も34.5%増加した。

これにより、現物地金における個人投資家の行動を示す独自指標「金投資家インデックス」は0.4ポイント上昇し55.1となり、2020年のコロナ・ロックダウン期(57.0)以来、12月としては最高水準を記録した。

同指数は50.0を上回ると、その月において売却を上回る購入を行ったネット購入者数が、ネット売却社数を上回ったことを示す。2024年3月には47.7まで低下した一方、今年10月にはコロナ後の高値となる57.9を記録している。

アッシュは次のように続ける。

「中央銀行による需要が金の長期的な上昇基調を下支えし続ける中、2025年は、地金価格を本格的に押し上げるには民間投資需要が不可欠であることを示しました。

既存投資家は、金が新たな史上最高値を更新する中で一部利益確定を行っているものの、そのペースは非常に抑制的です。これは、不確実性やリスクに対するヘッジとしての金に対する長期的な信頼を示しています。」

重量ベースでは、年末の価格急騰により、ブリオンボールト利用者全体の金保有量は約3分の1トン強減少し、2025年を通じたネット売却量は合計で0.5トンとなった。これは2024年比で1.3%減であり、年末の総保有量は43.5トンとなった。

一方、評価額ベースでは、ロンドン、ニューヨーク、シンガポール、トロント、チューリッヒにおいて、セキュリティ高い保管庫に保管されている顧客の金資産は、2025年に62.8%増加し、過去最高の60億ドルに達した。

銀もまた、12月に史上最高値へと急騰したことで重量ベースの利益確定売りを招き、ネット売却量は約1.5トンとなった。これにより、2025年通年の流出量は4トン強に達した。

その結果、顧客の銀保有量は重量ベースで2024年末比0.4%減の1,152トンとなったが、評価額ベースでは、産業用途でも重要なこの貴金属の個人保有残高は2025年に143.4%増加し、26億ドル超と過去最高を更新した。



既存投資家を含め、12月のブリオンボールトにおける銀の購入者数は過去最多となり、11月の3か月ぶり低水準から132.3%急増した。

銀の売却者数も過去最高を更新し、44.5%増加、10月に記録した従来の最高水準を1割上回った。
この結果、「銀投資家インデックス」は9.6ポイント上昇して61.7となり、2020年9月以来の高水準、また産業用コモディティで大規模な押し目買いが起きた同年3月のコロナ・ショック以来、最大の上昇幅となった。

アッシュはこう締めくくっている。

「銀は新たな史上最高値を更新し、金を大きく上回るパフォーマンスを示すことで、投資家の強い注目を集めました。

2026年は、昨年のような驚異的な上昇を再現するのは難しいかもしれませんが、金と銀を押し上げる要因は依然として揺るぎなく存在しています。

政府債務の膨張が続く中で、西側諸国の支配力と協調体制の崩れは加速しており、投資家は通貨価値の希薄化だけでなく、地政学リスクに対するヘッジを求めざるを得なくなっています。」

以上

連絡先: ホワイトハウス佐藤敦子 
直通電話番号: +44(0)20 8846 3804  
メールアドレス:atsuko.whitehouse@bullionvault.com


ブリオンボールト社について
ブリオンボールトは、金・銀・プラチナ・パラジウム地金現物所有サービスをオンラインで提供している世界でも有数の英国企業。今年4月で20年を迎える専門市場の低コストと深い流動性とセキュリティーを提供するサービスを利用して、現段階で175か国からの125,000人を超える個人投資家が88億ドル(65億ポンド、75億ユーロ、1.3兆円)相当の地金を保管ている。また、ブリオンボールトのサービスは自己投資型個人年金の英国のSIPPや米国のIRA口座、信託口座、企業やチャリティー団体が現物金地金を保有するためにも使われている。

ブリオンボールトは、下記サービスを提供している。
•    オンラインとモーバイルで金・銀地金現物を24時間取引し、即座に決済。
•    米国ドル・ユーロ・英国ポンド・日本円の利用が可能。
•    地金現物を格安費用で、ロンドン、チューリッヒ、ニューヨーク、シンガポール、トロントで特定保管。
•    日々オンライン上で、顧客所有の金・銀現物が保管されていることを証明するディリーレポートを公表

ブリオンボールトは、2008年から専門業界団体であるロンドン貴金属市場協会(LBMA)の正会員であり、2017年には、鉱業業界が支援するワールド・プラチナム・インベストメント・カウンシルのオンライン保管金銀地金パートナーに選ばれる。BBC、Handelsblatt、Bloomberg、日経ビジネスなど、英国内外の主要メディアで定期的に引用されているブリオンボールトは、2022年に3度目の英国企業女王賞を受賞している。
さらに詳細は、http://gold.bullionvault.jp。

ブリオンボールト

プロフィール

ブリオンボールト

BullionVault

英国最大手のオンライン金地金取引サービス提供。英国女王賞を2009年に革新部門、2013年に国際取引部門で受賞。7万人を超える顧客の約38.7トンの金地金を保管。 ロンドン貴金属市場協会の正会員。ワールド ゴールド カウンシルの関連会社とロスチャイルドファンドが資本参加。

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