Vol.9 「売れ残り女子」のペアリング
新しい春を迎え、去年一年を振り返って個人的に一番成果があったのは「剰女(ソンニョ)」部隊から脱出できそうなことです。それでは「剰女」とは一体なんでしょう。中国では27歳を超えても結婚していない女性を「剰女」と呼んでいます。つまり、売れ残りの女の人という意味です。私は中国年で32歳なので、「剰女」の中でも上級クラスです。日本にいると、全然余裕でまだまだ行ける気がしますが、中国の実家に帰るたび「売れ残り女子」の悲しみが骨身にしみてきます。親と親戚の冷たい目線、友達の心配しそうな顔。。。まさか自分が「剰女」になるとは!気持ちはまだ青春まっただ中の女子高校生のままだけど、気が付いたら、いつの間にか「剰女」しかも上級クラスになっていました==;。あ〜夢でさえ想像できなかったことです。
でも、その上級「剰女」にもようやく春がやってきました。彼ができたのです。せっかくのチャンスだったので、早速ペアリングを選びに行きました。それまでは、ゴールドのカラーについてあまり深く考えたことがなかったのですが、調べてみたら結構「奥深い」ですね。純金は軟らかく、そのままでは装飾品として機能しづらいので、ほとんどの場合、別の金属を添加した合金を用いて装飾品を作っています。 金合金は、割り金(強度や耐久性を高めるなどの目的で貴金属に混ぜて合金として使われる金属のこのと)の銅、パラジウム等の配合率によって様々な色調に調整しているそうです。
これらを総称してカラーゴールドと呼んでいるのですが、代表的なものには、?イエローゴールド、?グリーンゴールド、?ピンクゴールド、?レッドゴールド、?パーブルゴールド、?ホワイトゴールドなどがあります。
K18 を作る場合、主な成分と大まかな割合は以下のようになります。
?イエロ−ゴールド:金75%、残りの25%を銀と銅等量で配合
?グリーンゴールド:金75%、残りの25%を銀で配合
?ピンクゴールド:金75%、残りの割り金の80 %が銅の合金
?レッドゴールド:金75%、残りの割り金が全て銅の合金
?パーブルゴールド:金80%、アルミニウム約20%程度の割合の合金で、地金は紫色を呈するそうです
?ホワイトゴールドはニッケル系とパラジウム系があり、金にそれぞれの元素と、前者は、さらに銅、亜鉛を、後者はさらに銀、銅を加えて、作られるそうです。
結局、私たちはイエローゴールドを選びました。
最近はこっそり「結婚純金セット」も調べたりしています(まだ、プロポーズされたわけではないのですが…^^)。中国の一部の地域では、結婚の時、お義母さんから純金のネックレス、指輪、ブレスレットなどをもらったりします。豪華なので結婚式の時に一回使って普段は使っていない人が多いのですが、たまに引き出して眺めるだけでも幸せな気分になりそうです。個人的にも金合金のアクセサリーがつけやすいとは思っていますが、豪華な純金装飾品を一生の宝物として所有するのは素敵なことでしょうね。
結婚して子供ができたら今流行の純金積み立てで金を貯めておいて、将来はブレスレットなどを作って息子(?)のお嫁さんにプレゼントするのも良いかもしれません。