“かはく”にミイラがやってきた！特別展「大英博物館ミイラ展　古代エジプト６つの物語」開幕

2021年10月17日

東京・上野にある国立科学博物館では、2021年10月14日（木）～2022年1月12日（水）の期間で、イギリスの大英博物館が誇る世界最大級の古代エジプト・コレクションより、６体のミイラを含む約250点の文物を紹介する特別展「大英博物館ミイラ展　古代エジプト６つの物語」を開催。
※報道内覧会にて特別に許可を得て撮影しています。

大英博物館ミイラ展

【公式サイト・みどころより】
歴史の殿堂として知られるイギリスの大英博物館は、古代エジプト文明の研究でも世界を牽引してきました。その研究成果を紹介する本展は、6体のミイラを選りすぐり、CTスキャンを用いた画像解析によって、外側からはうかがい知ることのできないミイラの謎を解き明かし、古代エジプト人の生き様や文化を紹介します。

また展示後半では、2019年に日本の調査隊が発見し、現在も調査が続いているサッカラ遺跡のカタコンベ（地下集団墓地）を実寸大の部分模型で再現するなど、日本独自の展示もあり。

■本展の見どころ

本展「大英博物館ミイラ展　古代エジプト６つの物語」では、年齢や立場が様々だった6人のミイラが登場。大英博物館による最先端のCTスキャン装置による、1体あたり約7000枚にも及ぶ撮影をもとに、内部を高精細な3次元構築画像で復元しています。また、「食」「健康」「音楽」「家族」などミイラに関連する品々も展示し、古代エジプトの生活や文化なども紹介しています。

大英博物館ミイラ展

ネスペルエンネブウウテーベの神官

タケメネトテーベの既婚女性

ハワラの子ども

グレコ・ローマン時代の若い男性

黄金のカルトナージュのミイラマスク

イチュウとヘヌウトウェレト、その息子の像

新王国時代の象牙の「拍子木」

■見どころを動画でもチェック！

特別展「大英博物館ミイラ展　古代エジプト６つの物語」の見どころは動画でも。

■本展は「事前予約制」となります

本展は、コロナ禍における混雑緩和のため、入場には日時指定券の予約が必要となります。

会期：2021年10月14日（木）～2022年1月12日（水）
開館：月曜休館　※12月28日（火）～1月1日（土・祝）
時間：午前9時～午後5時（入場は閉館時刻の30分前まで）
料金：一般・大学生 2,100円　小・中・高校生　600円
会場：国立科学博物館　〒110–8718　東京都台東区上野公園7–20

▼特別展「大英博物館ミイラ展　古代エジプト6つの物語」公式サイト