黄金マスクから兵馬俑まで、姫路の珍スポット「太陽公園」
兵庫県姫路市の郊外、峰相山山麓にあるテーマパーク「太陽公園」。ここは世界の石で作られた建造物や遺跡、石像などのレプリカを多数設置した「石のエリア」と、隣接する敷地の山上に建設された山城「白鳥城」をメインとする「城のエリア」に分かれており、20か国、60種以上の世界中の建築物が大集合する公園となっています。運営は社会福祉法人愛光社会福祉事業協会(太陽福祉グループ)が行っており、園内には福祉施設も併設、同公園は障害者の雇用の場にもなっています。
▼石の文化と歴史・新しい福祉を創造する「太陽公園」
▼太陽公園 フォトギャラリー
まずこちらは2009年4月に完成、ドイツ南部のノイシュバンシュタイン城をモチーフにしたという「白鳥城」をメインとする「城のエリア」。
こちらが「城のエリア」の入口。標高110mの山上にはモノレール、もしくは徒歩で上って行けます。
白鳥城の内部には3Dアート美術館が併設されており、世界の民族衣装なども展示されています。「白鳥城」の大きさは高さ45m、幅26.8m、奥行88.8mと世界遺産の「姫路城」の天守閣より大きい!と自社サイトでも比較図を掲載しています。
そしてこちらが「石のエリア」の入口となっているパリのエトワール凱旋門。この凱旋門を抜けると、広大な敷地に中南米からアジア、アフリカと世界各地の有名な建造物や遺跡が設置されています。ここからは写真を中心にずらずら紹介。
韓国の済州島にある石像「トルハルバン」
こちらはメキシコの女性立像。
チリの「モアイ像」とボリビア「太陽の門」。
こちらが太陽公園の目玉の一つである、1000体の兵馬俑が発掘された現場を再現した兵馬俑展示館。ちょっと圧巻です。
実際の兵馬俑坑は3坑に分かれているそうで、それをできるだけ忠実に再現。
本物の兵馬俑坑の様子を正確に再現するため、わざと壊しているものもあり、こだわりがハンパありません。
そしてこちらは中国「万里の長城」。園内2kmに渡って再現されており、ここからは万里の長城を歩きながら世界の名所を巡ることになります。
まずは中国「天安門広場」。此処から先の要所要所になぜか狛犬がおかれています。
こちらは山を削って作られたインドの「磨崖仏」。
そして播磨国にかつて存在した寺院「鶏足寺」を太陽公園の中に再建。その前には五百羅漢がズラリと並び、なぜか涅槃仏も設置されています。
そして敷地の最も奥にあるのがエジプトの「ピラミッド」。小さなスフィンクスも左右に鎮座し、ピラミッド内部にはツタンカーメンの黄金マスクのレプリカも設置されています。
GOLDNEWSなので、勿論ゴールドネタがないものはピックアップしません(^^)
ヤップ島「石貨神殿」前の巨大な石の貨幣たち。
こちらは巨大な五円玉。
万里の長城の展望スポットから、「城のエリア」の「白鳥城」をのぞむ。野生の鹿とも遭遇しました。
こちらが太陽公園の「石のエリア」のマップです。ゆっくりまわると2時間位必要でしょうか。アップダウンもありますので、歩きやすい服装がおすすめです。
B級&珍スポット、またゴールドマニアの方、姫路に訪れたら国宝姫路城とともに、この「太陽公園」まで足を運んでみてください。
名称 | 太陽公園 |
---|---|
所在地 | 〒671-2246 兵庫県姫路市打越530番地36 |
営業時間 | 9:00-17:00 年中無休 |
料金 | 大人1300円、子供600円、小学生未満無料 |
HP | http://www.taiyo-park.com/ |
- 撮影者:GOLDNEWS
- 場所:兵庫県姫路市 太陽公園