灘のけんか祭り・松原屋台?姫路駅新幹線口
キーワードお祭り
JR姫路駅2F新幹線改札口の中には、姫路市白浜の松原八幡神社の秋季例大祭で行われる、全国的にも有名な「灘のけんか祭り」で使用されていた「旧松原屋台(神輿)」が展示されています。
▼松原八幡神社秋季例大祭「灘のけんか祭り」
松原屋台の屋根の紋は「左三つ巴」で先端部分の擬宝珠(ぎぼし)には金色の鯱が左右につけられています。
こちらが屋台の全景。下の方に太鼓も見えるかと思いますが、屋台には四人の太鼓打ちが乗り込みます。地域によっては「やったい」「やっさ」など呼び方も変わります。こちらの松原屋台の詳細は以下の通り。
松原屋台(寄贈・姫路市白浜町灘の松原自治会)
<屋台本体>
大きさ/長さ8メートル、幅2.4メートル、高さ4メートル
重 さ/約2トン
昭和55年10月吉日制作、松原大工(棟梁)岡本覚三作 全木曽檜材
彫刻/狭間 南部白雲二代目作 露盤 中山龍雲作
屋台金具/河村笑点
衣 装/川村刺繍、京都川島刺繍
漆・彩色/砂川漆工芸
豪華絢爛です。この奥の所に太鼓打ちが乗り込みます。
屋台の屋根下部分の彫刻です。
金糸の刺繍も素晴らしい。
こちらは四隅の彫刻。
灘のけんか祭りは、毎年10月14日・15日に開催されます。
祭りの激しさ・熱さから「死ぬまでに、一度は見ておけ、灘祭り」とも言われています。
ちなみにJR姫路駅を出て、姫路城を見るとこんな感じです。修復が終わった白い姫路城が一番奥に見えるかと思います。
で、姫路に来たならこれをということで、管理人おすすめは駅前のFESTA地下にある「明石焼き風たこ焼き」。播州風にソースをべったり付けて、出汁にくぐらせて食べましょう。最後にソースで濁った出汁を飲み干すことも忘れずに(^^)
- 撮影者:GOLDNEWS
- 場所:兵庫県姫路市・JR姫路駅 新幹線口改札内