ゴールドコラム & 特集

[ミャンマー] 奇跡の黄金岩“ゴールデンロック”を目指して(後編)

>>「奇跡の黄金岩“ゴールデンロック”を目指して(前編)~ゴールデンロックへの行き方」を読む
>>「奇跡の黄金岩 ゴールデンロック」フォトギャラリー

前編ではヤンゴンからゴールデンロックのあるチャイティーヨーまでの行き方について、我らの行動をもとに構成しました。後編ではお待ちかねゴールデンロックの写真満載でお届けします。

■ここからがお寺の入口

到着後早速ゴールデンロック方面へ。宿泊先である「マウンテントップホテル」から3分ぐらいあるくと外国人向けのチェックポイントがあり、入山料6,000チャット(約600円)を払い、首からかける入山証をもらいます(ロンジー巻いてミャンマー顔な方でしたら、おそらくフリーパスな感じでしたが)。


チャイティーヨー・パゴダへの入口


ミャンマーのお寺ではみな裸足になる必要があり、このお寺も階段から裸足で進みます(靴を入れる袋は持って行きましょう)。


セキュリティチェック


その後少し進むとセキュリティチェックがあります。事前情報ではわかりませんでしたが、お寺の中にも幾つかゲストハウスもあり、現地の方など泊まれる施設も多数ある様です。

■ゴールデンロックへと一歩一歩

我らが想像していたよりもはるかに敷地は広く、入口の門をくぐってからゴールデンロックまでは5分位かかったでしょうか。ヤテタウンで遥か遠くに見えていた黄金岩まであと少しです。


ゴールデンロックまであとわずか


こちらがメインの広場。



キンプンからのトラックは朝6時から夕方16時頃までしか動いておらず(しかも人数が揃わないと出発しない)、巡礼者の多くはこの広場でスペースを確保し、夜通しお祈りする方、朝に備えて休む方など各々過ごしています。ちなみに訪問した時点での麓の気温は約35度(湿度30%程度なのでカラッとしています)で、上でも結構暑く、朝夕はかなり冷え込むので上に羽織るものは持っていったほうがいいかと思います。




■いよいよゴールデンロックが目の前に


ゴールデンロックに実際に触れるのは男性だけで、女性の方は黄金岩のある場所までは進むことができません。カメラ・荷物は持ち込めず、セキュリティチェックを受けて中に入ります。ちなみに女性の方は右の写真の通り、直ぐ隣の場所まではいけますので、距離的には3m位の距離までは近づくことは可能です。



この黄金岩、高さ8m、胴回り24m、表面には金箔が張られており、売店で購入して直接貼ることも可能です。また金箔を貼ることが難しい岩の裏側などは、数年に一度、竹の足場を組んで貼り直しが行われるとのこと。

落ちそうで落ちないない岩 この絶妙なバランスを保っているのは、 ゴールデンロックの仏塔の中に納められている、 仏陀(ブッタ)の聖髪のパワーの影響と言われています。またここに3度参拝するとお金持ちになれるという言い伝えもあります。




お寺の奥の方にはお店や宿などがズラッと並ぶ通りがあります。我らもここで休憩を取り、たしかコーヒーやコーラは400チャット(約40円)位だったと思います。また露天ではココナッツの白い実を入れ込んだクレープ的なものなどが売られています。


■ゴールデンロックの様々な顔

今回、頂上で宿泊することもあって、昼間、日の入り(18:30頃)、夜、日の出(6:15頃)、それぞれのゴールデン・ロックを撮影してきましたので、ここで紹介します。


まもなく日没


少しづつ夕陽に染まっていきます


夕陽とゴールデン・ロック


闇に際立つゴールデンロック


深夜もお祈りは続きます


まもなく夜明け


夜明け


夜明けのゴールデンロック


タイのお坊さん達も記念撮影


7時過ぎから第一陣のバスが到着


さようなら、ゴールデンロック


ヤンゴンのシュエダゴン・パゴダ、マンダレーのマハムニダ・パゴダに次ぎ、三番目に重要な巡礼地であるこのゴールデンロック、時間によって色々な顔を見せてくれます。

是非、ミャンマーに訪れることがあれば、足を運んでみてください。時間はかかりますが、それだけ見た時の感動もひとしおです。尚、日帰りはかなり厳しいので、できれば頂上に宿泊&帰りにバゴー観光もセットにした1泊2日をおすすめします。


ちなみに帰りも勿論、“あの”トラックです。下りは更にジェットコースターです(^^)


ゴールデンロック(チャイティーヨー・パゴダ)

以上、ゴールデンロック探訪記でした。

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