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菊供養会「金龍の舞」奉演―金龍山 浅草寺

キーワード金龍 

世界に誇る観光地 浅草寺。都内最古の寺であり、山号(寺名に冠する称号)は金龍山といいます。浅草寺では3月18日の示現会、10月18日の菊供養の日の年2回、浅草寺の山号「金龍山」から名をとった「金龍の舞」が奉演されています。
▼【フォトギャラリー】菊供養会「金龍の舞」奉演?金龍山 浅草寺



浅草は、浅草寺・仲見世通りを中心とした定番の観光地で常に人で賑わっています。



こちらはお馴染み雷門(かみなりもん)。右の間に風神像、左の間に雷神像を安置することから正式名称は「風雷神門(ふうらいじんもん)」といいます。



提灯の上には山号である「金龍山」と掲げられています。

金龍山のいわれ
奉納舞である由来は、浅草寺縁起絵巻によると、西暦628年推古天皇の時代。3月18日、隅田川より浅草観音(金龍山浅草寺)のご本尊聖観世音菩薩が、ご示現になり、この地におまつりされた。この後に、天より長さ100尺ばかりの金鱗の龍が舞いおりて、観音様を御守りし、その地には、一夜にして、1,000本の松が生じた。仏法守護の龍神が、その金鱗の美しい輝きで人々の顔を照らし、しあわせに導いたことから、それが、浅草寺の山号として、金龍山浅草寺となった。

浅草寺の山号「金龍山」から名をとった「金龍の舞」は、昭和33年10月昭和本堂が落慶した際、浅草観音慶賛会が後生に永く伝える記念行事として創始奉納したものです。



こちらが金龍。 五穀豊穣の象徴である松林に見立てた浅草寺幼稚園園児による「松慈童(まつじどう)」と、観音さまを象徴する「蓮華珠(れんげしゅ)」が1名、これを守護する「金龍」(長さ18m、重さ88kg、金箔を貼った鱗の数8,888枚)を8名が操作し、観音様を象徴した蓮華珠を、金の龍が守護する舞を披露します。ちなみに現在の金龍は、平成20年に作られた4代目で、末広がりの8は、金龍の舞をご覧になった方が良い気持ちになったら、その心地よい気持ちがご覧になってない方々にも伝わりますようにという願いが込められています。

ここからは10月18日の菊供養会(きくくようえ)に奉演された「金龍の舞」を写真満載でご紹介します。



仲見世通りを「松慈童(まつじどう)」、「蓮華珠(れんげしゅ)」、「金龍」が本堂に向かって練り歩いていきます。



宝蔵門手前ではスカイツリーとの共演も。



宝蔵門の朱に金龍がとても映えます。



宝蔵門をくぐり抜け本堂へと向かいます。



偶然にも金色の髪をした子供との共演となりましたゆえパチリ。



金龍が本堂への階段を駆け上ります。



本堂内で低くなった金龍に人が群がります。 金龍にさわるとご利益があると言われており、人々はこぞって金龍にふれて縁起をもらっています。



本堂脇の広場に移動し、舞を披露します。ここからは写真のみで。


金龍の舞


金龍の舞


金龍の舞


金龍の舞


金龍の舞


金龍の舞


金龍の舞


この「金龍の舞」は、3月18日の浅草寺示現会の日と、10月18日の菊供養の日と年2回奉演されます。



ちなみに、つくばエクスプレス「浅草駅」改札前には「金龍の舞」と称した3m×7mのステンドグラスが飾られています。

こちらの「金龍の舞」も素晴らしいのでぜひご覧ください。

▼<関連記事>TX浅草駅にあるステンドグラス「金龍の舞」


  • 撮影者:GOLDNEWS
  • 場所:東京・浅草 金龍山浅草寺

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