ドイツ銀行が金地金保管場所をシンガポールに開設
金地金の需要の増加から、ドイツ銀行がシンガポールに200トンの金地金保管を可能とする施設を開設した。
シンガポールのフリーポート(輸出入が無税の自由港)の機能を利用し、資産では世界最大の銀行は、金投資家の懸念である金資産の安全性を確保するために90億ドルの価値の金地金を保管することを可能とする。
「シンガポールは、金資産保管の安全な場所とみなされている」とドイツ銀行のアジアパシフィック地域のアセットマネージメントの責任者であるMark Smallwood氏は述べている。また、ウォールストリートジャーナルは、ドイツ銀行のシンガポール保管場所は、その顧客において既に高い需要があるとレポートしている。
現在、世界の2%金取引がシンガポールで行われていると、同国政府は推計し、昨年10月に金に課されていた7%の物品及びサービス税を廃止し、今後10年間に世界金取引の10%?15%へと増加させる方針。
この新たな施設は、シンガポールのフリーポート内で運営され、MineWebサイトによると、保管専門業者のMalca-Amitよりリースされるとのこと。これは、ドイツ銀行の既存のロンドン、チューリッヒ、ニューヨークの保管場所に追加される。
ドイツ銀行は、シンガポールは「補足的保管機能」であると共に「取引プラットフォームを伝統的なハブ」に提供すると考えていると、Mr. Smallwood氏は述べている。
シンガポールのフリーポートは2010年に開かれた。オンラインの金投資サービスを個人投資家に提供するブリオンボールトは、金と銀のシンガポールにおける保管サービスを、2013年初頭から、既存のロンドン、チューリッヒ、ニューヨークに加えている。
資産保護のために金の購入をお考えですか。金の調査団体であり、金現物市場を開拓しているワールドゴールドカウンシル(WGC)が資本参加をし、一般投資家へそのサービスを推薦している、オンライン金取引において世界一の実績を持つブリオンボールトでは、日本のお客様に資産の地政学的分散投資を可能とするスイス、英国、米国、シンガポールでの金保管サービスを提供しています。
ブリオンボールトリサーチ部門, 12 Jun '13
オンライン金取引所有サービスを提供する会社として世界有数のブリオンボールト社のリサーチ部門は、主任エィドリアン・アッシュ、および研究員ベン・テイラー、日本市場担当ホワイトハウス佐藤敦子を含む国際市場担当者によって構成されています。