UBSがシンガポールに金保管場所を開設
ブリオンボールトとドイツ銀行に続き、UBSもシンガポールに金保管場所を開設した。
スイスの主要投資銀行であり、ブリオンバンクのUBSがシンガポールで、当地と香港の顧客の金保管サービスを開始した。
やはり、金のマーケットメーカーであるドイツ銀行は、先月すでにシンガポールのフリーポートに保管場所を開設している。
個人投資家が金の現物を売買できる市場をオンラインで提供するブリオンボールトは、すでに提供していたスイス(チューリッヒ)、英国(ロンドン)、米国(ニューヨーク)の保管場所に加え、シンガポールの保管場所を今年5月から提供している。
ブルームバーグで「世界最大のオンラインの地金市場」と紹介される、2005年にサービスを開始したブリオンボールトは、銀行ではなく、貴金属専門保管業者のBrinksをシンガポールにおける金・銀保管のために利用している。
「金価格の急落にもかかわらず、資産の地政学的多様化による恩恵を得るべく、顧客からのシンガポール保管場所に関する問い合わせが絶えない」と、シンガポールとマレーシア地域のウェルスマネジャーのPeter Kok氏は述べたことを、ブルームバーグは伝えている。
ロンドンにおいては、UBSのストラテジストのStephen Deo氏は昨日、金のポジションを減らし、株式のポジションを増加させることを顧客にアドバイスしている。これは、米国連邦準備制度理事会が、量的緩和を終焉するという観測から。
フリーポート内は免税であるものの、2012年暮れには、シンガポールにおける金地金に対する売上税7%は免除されることとなった。、スイスの精錬会社Metalorは、シンガポールで今年6月初の金のキロバーを鋳造し、今年末までには、新たな工場を開設する計画でいる。
「現在、アジアの投資家の需要に応えることができていない。」とMetalorのCEOのScott Morrison氏は述べている。
シンガポールは、金の世界の2大消費国のインドと中国の中間に位置している。
「私達は、以前からアジアの顧客からの急増する金の需要とアジアで金保管を望む顧客の声を認識していた」とUBSのKok氏はコメントしている。
資産保護のために金の購入をお考えですか。金の調査団体であり、金現物市場を開拓しているワールドゴールドカウンシル(WGC)が資本参加をし、一般投資家へそのサービスを推薦している、オンライン金取引において世界一の実績を持つブリオンボールトでは、日本のお客様に資産の地政学的分散投資を可能とするスイス、英国、米国、シンガポールでの金保管サービスを提供しています。
ブリオンボールトリサーチ部門, 12 Jun '13
オンライン金取引所有サービスを提供する会社として世界有数のブリオンボールト社のリサーチ部門は、主任エィドリアン・アッシュ、および研究員ベン・テイラー、日本市場担当ホワイトハウス佐藤敦子を含む国際市場担当者によって構成されています。