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[金投資家インデックス]過去4年間最速ペースで上昇する中新顧客が倍増

キーワードBullionVault 

金相場が過去4年間で最も速いペースで上昇する中、新たな顧客が倍増すると共に、金の売却も進む。

2016年3月1日ロンドン: 2月の金価格の急騰は、新たな金購入者を倍増させたと共に、売却者も増加させたことが、最新のブリオンボールトの金・銀投資家インデックスによって明らかとなった。

金価格は2月にドル建てで11%上昇し、1月間の価格上昇ペースとしては過去4年間で最も速いものとなった。また、ユーロ建てでは過去10ヶ月、英国ポンドにおいては過去2年半において最も速いペースとなった。

ブリオンボールトの金を購入した新たな顧客数は、2月に過去1年間の平均の110%増となり、金相場が急落した2013年4月以来の最も高い水準となった。
しかし、2015年末に過去6年間で最も低い水準へと下げた金価格(2011年9月の史上最高値から45%減)が2月に急騰したことから、これを損切りの機会、もしくは収益機会と見た金の売却者数も108%増となった。

そのため、 金投資家インデックスは52.5と、1月の51.6を上回ったものの、昨年の平均の53.1を下回ることとなった。



この数値が50の場合は、月間のネット購入者数と売却者数が完璧に一致したことを示す。金投資家インデックスは、2011年9月に最高の71.7を記録し、2015年1月に 50.5と過去5年間で最低値を記録している。

ブリオンボールトのリサーチ主任、エイドリアン・アッシュはこの背景を次のように解説している。

「マイナス金利や英国のEU離脱(Brexit)のような政治的リスクへの懸念が、資金運用業者を再び金へと向かわせている。また、保険の位置付けで金を購入し始めている個人投資家も急増することとなった。しかし、2月の金価格の急騰は、既存の顧客が利益確定、損切りをする機会ともなったようだ。
金・銀投資家は、購入時に、どれだけ良い価格で、いかに早く売れるかを考慮することを忘れがちだ。例えば、金貨などは、その小売価格を見る限り、今回のような価格の急騰時にも収益を出すことは難しい。
しかし、ブリオンボールトの顧客は、専門市場が公認する保管場所で貯蔵されている、専門市場がスポット価格で取引をする形態の金地金を購入しているために、費用と売買の手間を大幅に削減することができ、そ のためにも、価格が動いた2月を売却機会と見たのだろう。」

ブリオンボールトの顧客の金保有量は、2月に重量において、売却が購入を上回ったことから0.4%減少し、34.4トンとなった。
それに対して銀の保有量は、0.2%増加し548トンを上回る史上最高の量となった。そして、銀投資家インデックスも50.4と先月の50.1を多少ながら上回った。しかし、先月同様ほぼ購入者数と売却者数が同水準となった。



2月の銀価格の上昇は、金と比較するとドル建てで7.5%、ユーロ建てで5.3%、英国ポンドで8.2%と緩やかなものであった。銀のネット購入者数は、過去12ヶ月の平均と比較すると18%増加し、ネット売却者は70%増となっていた。

以上
連絡先: ホワイトハウス佐藤敦子 
直通電話番号: +44(0)20 8846 3804
メールアドレス:atsuko.whitehouse@bullionvault.com

金投資家インデックスについて
ブリオンボールト社の「金・銀投資家インデックス」は、個人投資家向けオンライン金・銀現物所有サービスにおいて世界最大のブリオンボールト社が所有するデータを基に算出されている。これは、24時間運営されているブリオンボールト社の市場でユーザーによって売買された取引データである。この指標が50を超えた場合、その月の金・銀のネット購入者数がネット売却者数を上回ったこととなり、個人投資家が金・銀投資に対して強気姿勢であることを意味する。このインデックスの詳細は、ロンドン貴金属市場協会発行の雑誌「Alchemist」の2013年5月号の記事(英語)を参照。
ブリオンボールト社の「金・銀投資家インデックス」は、個人投資家向けオンライン金・銀現物所有サービスにおいて世界最大のブリオンボールト社が所有するデータを基に算出されている。これは、24時間運営されているブリオンボールト社の市場でユーザーによって売買された取引データである。この指標が50を超えた場合、その月の金・銀のネット購入者数がネット売却者数を上回ったこととなり、個人投資家が金・銀投資に対して強気姿勢であることを意味する。このインデックスの詳細は、ロンドン貴金属市場協会発行の雑誌「Alchemist」の2013年5月号の記事(英語)を参照。
ブリオンボールト社について
ブリオンボールトは、金・銀地金現物所有サービスをオンラインで提供している世界でも有数の英国企業であり、現時点で58,000人を超える183ヵ国の顧客が利用している。
毎週4500以上の取引が成立し、2015年の売上高は前年比10%増の3億7500万ポンド(約625億円)となった。

同社は10年前に企業家のポール・タスティンによって、金投資家のニーズを満たすために設立され、下記サービスを提供している。
?オンラインとモーバイルで金・銀地金現物を24時間取引し、即座に決済。
?米国ドル・ユーロ・英国ポンドによる即時決済。
?地金現物を格安費用で、ロンドン、チューリッヒ、ニューヨーク、シンガポール、トロントで特定保管。
?日々オンライン上で、顧客所有の金・銀現物が保管されていることを証明するディリーレポートを公表。

89%が北アメリカと西ヨーロッパに居住するブリオンボールトの顧客によって保管されている金地金の評価額は、現在約14億ドル(約1530億円相当)であり、これは、多くの中央銀行が保有する金備蓄量を上回る。それに加え、2億6000万ドル(約290億円)の顧客の銀地金を保管している。

ブリオンボールトは、2008年にロンドン貴金属市場協会(LBMA)の正会員となった。2010年6月には、金の業界の市場開発団体である、ワールド・ゴールド・カウンシルと、RIT Capital Partner Plc (LSE:RCP)の資本で運営され、IT会社へ投資を行うAugumentum Capitalが、ブリオンボールトに資本参加を行い、それぞれ11%の株を所得している。

そして、2009年には、個人投資家が地金専門市場にアクセスすることを可能としたことから、英国女王賞を革新部門で受賞し、2013年4月には、過去4年間の国際取引が140%増加していることが認められ、英国女王賞の国際取引部門で2度目の受賞をしている。また、英主要紙のサンデー・タイムズの成長のスピードと規模を測る「Fast Track (急激に成長している非上場企業100社)と Top Track(中規模非公開企業トップ250社)」の両方のカテゴリーにランクされた4社の内の1社であり、ブリオンボールトによるサービスは、2014年11月に、英主要経済誌「Money Week(マネーウィーク)」の購読者によって「最良の金取引業者」に選ばれている。
さらに詳細は、http://gold.bullionvault.jp

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