ここにもあった金色ポスト!?栃木・合戦場郵便局
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以前こちらの金スポットで取り上げた愛知県名古屋市栄にある「金色に輝く“開運ポスト宗春”」。なんと栃木県にも金色ポストがありましたので、こちらでさっそくご紹介!
場所は栃木県栃木市の合戦場(かっせんば)郵便局。合戦場という地名は、戦国時代、当地の小領主(宇都宮氏と皆川氏)が戦をした場所とのことで、その名前の通りですが、全国的にみてもとても珍しい地名です。
こちらが合戦場郵便局です。すでにもう見えていますが、局の真ん前にその「金色ポスト」はあります。
この金色ポストは当局の6代目郵便局長である漆原康史さんが、かつて日光例幣使(れいへいし)街道の宿場町として栄えていたこの町を何とか復興できないかと考えたアイディアの一つで、この地元の歴史にちなんで金色の丸型ポストを設置しました。
合戦場郵便局「金のポスト」について
合戦場郵便局は1872年(明治5年)7月1日、日光例幣使(れいへいし)が運んだ金の御幣「金幣(きんぺい)」により発展した日光例幣使(街)道の合戦場宿に、栃木県で一番早い時期に開局しました。
日光例幣使とは徳川家康の没後、4月17日の日光東照宮の例大祭に金幣を奉納するために、朝廷(京都)より1647?1867の221年間毎年休まずに使わされた勅使のことで、「毎年恒例に金幣を奉納する使い」なので例幣使といい、このときの往路となった高崎市倉賀野?日光市今市間が日光例幣使(街)道です。
合戦場宿はその「14番目の宿場」で繁栄していましたので、例幣使の運んだお金を呼ぶ「金幣」にあやかり、局長がポストの象徴である郵便差出箱丸型一号を金色に塗り、郵便局向かいの日立製作所の創業者である小平浪平氏の構成を称えた「小平浪平生誕地」の碑とともに、この歴史ある合戦場宿を未来永劫後世に伝えるためのシンボルとし、ご覧になった皆様のポスト(地位)や金運も上昇するような福を招く存在となることを切に願うものです。
2014年7月1日 開局142周年記念事業として作成 合戦場郵便局長
こちらが日立製作所の創業者である小平浪平(おだいら・なみへい)氏の生家です。生誕地の石碑も立っています。
現在、金運上昇のオブジェとして、こんなお願い札も掛かっていたり。
栃木市に行かれる機会があれば、是非のピカピカに輝く「金色ポスト」のある合戦場郵便局にも足を運んでみてください。
- 撮影者:GOLDNEWS
- 場所:栃木・栃木市 合戦場郵便局局長