金色に輝く豪華列車でスイーツを楽しむ―JR九州「或る列車」
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JR九州は、車内で特別なスイーツコースを楽しみながら、贅沢な時間が過ごせる「JRKYUSHU SWEET TRAIN『或る列車』」を2015年8月8日から久大本線大分~日田間で運行開始。車両の外観デザインは金と黒、唐草模様をあしらったアレンジとなっています。
或る列車の運行は期間限定で、2015年8月8日から10月12日までは大分~日田間で1日1往復、2015年11月1日から2016年3月30日まで佐世保?長崎間で1日1往復します。大人料金は2万~3万3000円(片道)となっています。
今回は折り返し地点である日田(ひた)駅で撮影を行いました。
豊な水と天領のまち日田にようこそ、の幕がホームに張られています。
日田駅では一番奥の線路に「或る列車」は停車しています。2両編成で定員38人。
もう少し寄った全体像を。ここからは写真満載でお届けします。
「或る列車」は、明治39年(1906年)、九州で最初の鉄道会社「九州鉄道」がアメリカのブリル社に発注した豪華客車がモチーフとなっています。九州鉄道が国有化されたことで一度も運行されずに廃車されたため、“幻の豪華列車”といわれているこの「或る列車」が、100年の時を越えて九州に甦りました。「或る列車」の名前の由来のキーワード「ARU」は、
A:amazing(「素晴らしい」九州の魅力を広く紹介)
R:royal(「豪華な」デザイン、「素晴らしい」スイーツコース)
U:universal(「世界中の」「皆様に」愛される列車を目指して)
という意味を持っています。
「或る列車」のスイーツコースを演出するのは成澤由浩氏。成澤氏は東京・南青山のレストラン「NARISAWA」のオーナーシェフであり、自然環境をテーマにした料理をつくり続けるシェフとして、国内外にその名を轟かせています。コースはサンドウィッチやサラダを閉じ込めた小箱とスープからスタートし、旬のフルーツをたっぷりと使ったスイーツ3品、そしてミニャルディーズ(お茶菓子)へと続きます。素材はもちろんメイド・イン・九州。
日田駅は2015年3月に、地元の日田杉をふんだんに使った駅舎にリニューアルされました。駅前にはこんなオブジェがあります。「HITA」の「I」がありません。
これはあなたの「I」でHITAを完成させて、との意味合いで、みんなそこに立って(Iになって)記念撮影しています。
「或る列車」、大分コースはすでに満席、11月以降の長崎コースの予約は9月から始まります。金色に輝く列車での非日常的感あふれる贅沢な時間を、ぜひ体験ください!
JRKYUSHU SWEET TRAIN『或る列車』
運行期間:2015年8月8日~2016年3月30日2016年3月30日
料金:基本プラン料金 お一人様20,000円~(二人席をお二人でご利用の場合)
公式サイト:http://www.jrkyushu-aruressha.jp/
- 撮影者:GOLDNEWS
- 場所:大分・日田市 日田駅「或る列車」