幾重に重なったレースの様な「黄金柱」―山口・秋芳洞
キーワード黄金柱
山口県美祢市秋吉台の地下100mの位置にあり日本最大規模の鍾乳洞である「秋芳洞(あきよしどう)」。ここには天井から洞床までつながった高さ約15mの「黄金柱(こがねばしら)」というゴールドなスポットがあります。
日本屈指の大鍾乳洞・秋芳洞へは、秋芳洞案内所(秋芳洞正面入口)、黒谷案内所(黒谷)、秋吉台案内所(エレベーター)の3ヶ所の入口から入ることができます。こちらは正面入口となります。
入洞チケットには秋芳洞のシンボル的存在でもある「黄金柱」が印刷されています。
秋吉台の洞内は約10km近くあるといわれていますが、観光コースは約1km、温度は四季を通じて17℃で一定しています。
秋芳洞に入ってみましょう。
こちらは洞内から見た秋芳洞の入口です。洞口の高さ24m、横巾8mに達しています。
こちらは「百枚皿」。段丘からしみでた地下水が波の形に固まりお皿のように見えることから名づけられた百枚皿は、実際には500枚以上あるそう。
洞内には青天井、洞内富士、南瓜岩、千畳敷、岩窟王などと名付けられた自然が作り出す不思議な造形だらけ!
そしてこちらが秋芳洞のシンボルともいえる「黄金柱」。高さ15m、幅4mの巨大な石灰華柱で、岩天井から流れでた地下水が岸壁を伝いその部分へ石灰分が付着し何万年もの長い年月をかけ、この様な巨大な柱を築き上げています。
黄金柱を別角度から。幾重に重なったレースのような造形はまさに芸術品。
ちなみにこちらは秋芳洞付近の消火栓。秋吉台と秋芳洞の入口がデザインされています。
そして秋吉台のある美祢市(みねし)のマンホールは、化石が多く産出されるこの町をあらわす様に中央にアンモナイト、外側に桜が描かれています。
自然が作り出す「黄金」。見どころ満載の大鍾乳洞・秋芳洞にあるこの芸術品をぜひ生でご覧ください!
- 撮影者:GOLDNEWS
- 場所:山口県美祢市・秋芳洞