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天草四郎財宝伝説―黄金の十字架の謎

郷土史家の故・浜崎栄三氏が研究の傍ら収集したキリシタン関係資料を展示公開している「サンタマリア館」。同館の資料は「隠れキリシタン」の遺物が中心となり、その中でも、隠れキリシタンの変容を理解して頂くのがテーマとしています。
▼サンタマリア館・公式WEBサイト


天草 サンタマリア館


このサンタマリア館の正面にはマリア像と共に大きな黄金の十字架モニュメントが立てられています。この十字架の表側には、謎の暗文が書かれています。

さんしやる二 こんたろす五
くさぐさの でうすのたから しずめしずむる


この黄金の十字架の暗文は「天草四郎財宝伝説」のカギを握るものとされてきました。

島原の乱で、幕府の攻撃による原城陥落により自害したといわれている天草四郎は、後々の軍資金にと財宝を埋蔵したと言われています。この埋蔵金とは、重さ6キロの黄金の十字架をはじめ金銀の燭台20基・宝石をちりばめた王冠・大判小判など。
ところが、宝の守り役に選ばれた小山田慶信(けいしん)が、財宝のありかを示す書を残して失踪したため、結局、使われることなく終わった。これが、天草四郎の埋蔵金といわれるもので、その後、明治、大正、昭和と天草四郎の財宝が語られ、真剣に検討されてきたものの、いくら探してもその財宝は発見されることはなかった。

ところが、昭和10年9月、長崎の近藤喜太郎という人が用事で天草の楢本に行った際、ある家から黄金製の十字架を買い取った。そして、その十字架にこの暗文が、、、
この先の”謎の解明”はサンタマリア館「天草四郎埋蔵金の謎」、また以下にてお読みくださいませ。


サンタマリア館の館内にもこの「謎」について詳しく掲示されています。



前館長と現館長が40年かけて収集した、マリア観音、掛け軸、ロザリオ、踏み絵、南蛮寺からの遺物など隠れキリシタンの貴重な史料約400点が展示されています。



サンタマリア館
〒861-7311 天草市有明町上津浦美ノ越1940-1
9:00-18:00(12月~3月までは9:00-17:00) 定休日:年中無休

サンタマリア館
天草市有明町上津浦美ノ越1940-1

  • 撮影者:GOLDNEWS
  • 場所:熊本・天草 サンタマリア館

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