ナムギャル僧院の黄金マニ車ーインド・ダラムサラ
チベット・ラサを脱出しインドへ亡命したダライ・ラマ14世が亡命政権を置いているインド北西のヒマーチャル・プラデーシュ州の山地にあるダラムサラ(標高約1500メートル)。ここから更に500メートルほど登った先のマクロード・ガンジにはダライ・ラマ法主公邸やチベット寺院のナムギャル僧院などチベット人たちの住むエリアがあります。
そのナムギャル僧院にはチベット仏教で用いられる仏具「マニ車(マニぐるま、摩尼車)」が、僧院を囲んで設置されており、同院の僧や訪問した観光客が回しながら時計回りに進んでいきます。
心身込めてマニ車を回せば、回した分量の真言を唱えたことと同じ功徳があると言われていいます。
円筒形のマニ車の側面にはマントラが刻まれており、内部にはロール状の経文が納められています。
こちらはナムギャル僧院から、マクロードガンジの山側を撮影。奥にはヒマラヤの山々がそびえ立ちます。
▼ダライ・ラマ法王日本代表部事務所:くらしの中の信仰(マニ車)
- 撮影者:GOLDNEWS
- 場所:インド ダラムサラ ナムギャル僧院