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【インド・パキスタン国境】ワガボーダーのフラッグセレモニー

 インド・パキスタンの国境ワガ・ボーダーでは、1948年以降毎夕方、国境閉鎖式として両国の国旗を降ろす儀式「フラッグセレモニー」が行われています。注目はこの国旗を降ろす前の国境を挟んだ両国の応援合戦で、歌から、兵隊さんの行進など、この熱いパフォーマンスに参加&見るために現地の方から観光客まで連日数千人の方が集まってきます。

カシミール地方の領有権を争うインドとパキスタンの関係は2月末に急速に緊迫化し、取材に訪れた前日(2019年2月27日)はアムリトサルはじめ印パに接する6つの空港が閉鎖されていた状況でした。当日はなんとか空港が開かれるも、フライト時間は大幅に遅れるなど、果たしてこの緊張の中、フラッグセレモニーはあるのか?と思っていましたが、現地はどこ吹く風ぞ、いつもどおり変わらず毎日実施されていました。ある意味、貴重なタイミングでのワガボーダー訪問に。流石に緊張最高潮だっただけに、観客数は普段より少なかった様ですが、それでも両国あわせて2000名位はいたと思います。

インド・パキスタン国境ワガボーダー


こちらはインド側の国境入り口。外国人の方はゲート、座席も異なっています。会場内にはカバンは持ち込めませんが、カメラなどの持ち込み・撮影は可能です。


ワガボーダー


ワガボーダー


フラッグセレモニーのはじめは、爆音の中、道路に現地の方が集まって踊り歌うところから。


ワガボーダー フラッグセレモニー


その後、国境警備隊の兵士たちが登場、隊列を組み、足を高々と上げる独特のパフォーマンスを組み入れ、誇示しながら堂々と行進し、国境を挟んで両国の鼓舞を見せ合います。


ワガボーダーのフラッグセレモニー


ワガボーダーのフラッグセレモニー


ワガボーダーのフラッグセレモニー


ワガボーダーのフラッグセレモニー


ワガボーダーのフラッグセレモニー


ワガボーダーのフラッグセレモニー


ワガボーダーのフラッグセレモニー


この熱気あふれる様子はぜひ動画でご覧ください。

行進の際、リズムを刻むのは日本・星野楽器のTAMAドラム。


フラッグセレモニーのリズムはTAMAドラムで


最後に両国の旗がゆっくり一緒に降ろされ、インドとパキスタンの両軍が固い握手と敬礼を交わします。


ワガボーダー フラッグセレモニー


こちらもぜひ動画でご覧ください。

ワガボーダー フラッグセレモニー、両国の熱気とパフォーマンスが、かなりクセになる面白さで血がたぎります。ぜひ、インド・アムリトサルかパキスタン・ラホールに行かれる際は必見です!



  • 撮影者:GOLDNEWS
  • 場所:インド・ワガボーダー

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