黄金に輝く青隆寺の金色堂―鹿児島・指宿
鹿児島県指宿市の山中にある真言宗の寺院「青隆寺(せいりゅうじ)」では、平成24年4月に黄金に輝く金色堂が建立され、美しい日本庭園の中でひときわ存在感のあるこのお堂は訪れるものの目を惹きつけています。
青隆寺へは鹿児島湾沿いに走る国道226号線「道の駅いぶすき」前の信号から山方面へ向かい、途中舗装もない細い道を抜けた先にお寺はあります。
入り口を抜けると美しい参道が広がります。
こちらは仁王門。お寺自体が1990年(平成2年)に開山されたばかりでまだ新しく、各建造物も美しい姿を保っています。
境内もとても美しく保たれており、凛とした雰囲気が漂っています。
もう少し寄ってみます。右手には聖観世音菩薩、その奥に本堂、左手奥には金色堂が見えます。
こちらは写経道場。
修行大使。
正面の階段を上ると右手にこちらの本堂があります。
そして本堂・庭園側から金色堂をのぞみます。
こちらが金色堂です。平成24年4月15日に落慶されたばかりの新しいお堂です。
仏の三十二相に身金色相とありますが、金色はその聖性を示す色として寺院では多く用いられています。また、金色そのものには不思議と人間の心を安定させ、浄化させる要素があるようです。当寺の金色堂から放たれる光条の一筋一筋が神仏の智光・慈光として皆様の心を照らし出し、包み込み、あるいは法明として信仰の拠り所となりますよう願っております(青隆寺WEBサイトより)
通常金色堂の拝観はおこなわれておらず、特別開帳は初護摩(1月)・厄除け祈願(2月)の年2回のみとなっています。
鹿児島県指宿へ訪れる機会があれば、是非この黄金に輝く金色堂へも足を運んでみてください。
不動山 青隆寺公式WEBサイトはこちら
- 撮影者:GOLDNEWS
- 場所:鹿児島・指宿 青隆寺